フリーライターの林谷です。
発達障害のASD(自閉症スペクトラム)とHSPを両方持つ当事者です。
(僕の持つ特徴についてはこちらをご覧ください)
今日は、僕がリラックス法に取り入れ始めた『マインドフルネス』についてお話ししたいと思います。
HSP気質が強いと、何かと常々いろんなことを考えていませんか。他人を見れば、建物を見れば、声や音がが聞こえれば…そうして知らぬ間に常に何かを考えているということ、あるのではないでしょうか。そのためによく『休養のために、1人の時間が必要』ということも言われています。
僕もまた、かなり激しいHSPなので、『何も考えない』ということがなかなかできません。ただそれでは、ストレスがすぐに溜まってしまいます。
そこで浮かんだのが『マインドフルネス』です。まずはマインドフルネスがどんなものなのか紹介したうえで、僕がどうやって取り入れているかをお話ししていきましょう。
マインドフルネスとは?
心を穏やかにさせて集中させる状態や行動を指す
マインドフルネスとは、主に『心を穏やかにさせて集中している状態』『今この瞬間にのみ意識を集中させること』を言います。主な方法としては
◆瞑想
◆好きなことに集中する
◆頭に浮かんだことを一定時間書き出していく(ジャーナリング)
◆音楽やリズムに乗りながら、体の状態を意識して踊る(ムーブドメディスン)
このような方法があり、効果としては
◇心身のリラックス
◇集中力の向上
◇睡眠の質の向上
◇パフォーマンスの向上
などがあると考えられています。
HSPでのストレス改善のため、マインドフルネスにトライしたが…
僕自身、常にあれこれ考えてしまうことですごく疲れます。そこでこれを改善しようとマインドフルネスを取り入れてみようと思ったのです。
始めはヨガの動画でよくあるような瞑想でした。
以後、その時の状況はこんな感じでした。
(瞑想にトライしたが…)
あぐらをかいて数分間呼吸に集中する…
…
…『あの人いったいどんな気持ちなんだろう』
『そういえばあれやらないとまずくね?』
『そうだ、どうしよう、いつやろうかな』『あのとき僕がいけなかったのかな』
『いや、こうするしかなかったんだ』
『×☆◆Rよ○mる×!!!ぬ□』…
OUTです。
こうやって『考えない』ってことが、まずできない。呼吸に集中させよう、『無』に近づけてみようと思っても、延々と雑念が入って来るわけです。
好きなことをやっていても、いろいろ思考をしながらより高いものを、良いものを…と
考えているのでマインドフルネスとは違うかな…という感じでした。
【体験談】1秒マインドフルネスとは?
目をつぶり、心の中で『1』と数えるだけ
そこでとりあえず慣れるためのステップとして考えたのが『1秒マインドフルネス』になります。『1秒間だけ雑念を払えばいい』とリミットをあらかじめ決めるようにしたのです。これを生活の中に小刻みに入れるようにしました。その例を紹介していきますね。
【僕の色々な1秒マインドフルネス】
◇ブログ執筆中、目をつぶり集中する
◇ベッドで眠るとき、そのまま1秒間心を無にしてみる
◇家の中で、魂を抜くような、頭の中を空にする感覚を意識してみる
現在、こんな感じでマインドフルネスを取り入れています。すべてに共通している行動として、
◆目をつぶる
◆心の中で『1』と数える
これだけです。
マインドフルネスは数秒間でも効果があると考えられている
マインドフルネスは、ほんの数秒間実践しただけでも効果があると考えられています。僕はまだ1秒で、とりあえず感じていることは
1秒なら無になれる
だけです。それぞれ人によって適切な時間などもあると思います。もし興味がある場合は、短い時間から始めて少しずつ長くしていくなどが良いかもしれません。
僕も効果が現れるよう、まずは『2秒』にできるように取り組んでいきたいと思います。
おわりに
HSPはホント、情報過多で苦しみやすいです。こちらの記事でお話ししましたが、僕もいつの間にか多くのケースを考慮して、色々考え抜いていたらパンクしてしまっていた…ということも良くありました。
過去に通っていた専門学校の先生から『お前はよく分からん第六感がある』という、学力以外のことを評価される不思議なこともありました(褒め言葉として受け取ってますよ)。どういう理由で言われたのかは定かではありませんが。
僕なりに考えたこの正体は、大量に考えまくっている…これが一番近いかなと思っています。だからこそ得られる財産もあると感じているのです。それを健康的に、適切な状態を保つためにマインドフルネスをはじめました。そのスタートが『1秒』です。
また僕のマインドフルネスが『進化』したときは、ここでお伝えしていきますね。
また、いいマインドフルネスのコツを知ってるよ!という方はぜひTwitterアカウントまでDMいだけましたら幸いです。お待ちしています。
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