【発達障害・HSP当事者】はじめまして、フリーライターの林谷です。


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はじめまして。フリーライターの林谷です。

発達障害の一つであるASD(自閉症スペクトラム)と、
繊細さんであるHSPの気質を強く持っている、若干面倒な緑頭の男です。

ここでは、林谷を初めて知るという方向けに自己紹介を書いていきます。
そのため過去に障害者支援のサイトで僕の記事を読んでくれていた方、
これまでの僕を知っている方はこちらの記事を読んでいただく方が良いかもしれません。

どうも、林谷(はやしたに)と申します

基本的なプロフィールはこんな感じです

はじめまして。

フリーライターの林谷 隆志(はやしたに たかし)と言います。

昔からよく「はやしや」「はしらたに」と間違えられることが多いですが、
正しくは「はやしたに」です。サッカーは下手ですし、大喜利もうまくありません。

学生時代、出席を取るときに僕の前の人が呼ばれるときにはクスクス笑われていて、呼ばれて間違えられて笑いドカン!という意図していないところで笑いを呼んでいました。

歳は現在39歳(1980年生まれ。2020年5月現在)。
7月で40歳の大台です。あぁ…40か…

いい歳こいているのに、髪の毛を緑にするようなGreenHeadなぶっ飛んだお人であります。
(グリーンヘッド本体画像)
趣味は作画や作詞、音楽を聴くことも好きです。絵は個展、詞は出版と、なんか好き放題にやっております。

ちょっとだけ作品を紹介させてください。
林谷隆志『Oath In The Storm』2018.9

本の方は廃刊になっちゃいましたけど、Amazonで売っているみたいなので、興味があればぜひ見てみてくださいね。(久々に見たら、値段がすごいことになっていますが)
※本のページはこちら

家族は妻1人。2018年に結婚しました。
妻は分かりやすく言うと、クレヨンしんちゃんのしんのすけとちびまる子ちゃんを足して2で割らない感じの人、という感じです。
僕がすぐ不安になる中でも常に明るくいてくれるのでありがたい存在、良きパートナーです。

発達障害、HSPの当事者です

さて、この記事のメインテーマである部分について自己紹介していきますね。

【発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)を持っています】

この記事のテーマのひとつ「発達障害」ですが、
僕自身も発達障害である「ASD(自閉症スペクトラム)」を持っています。

よくASDは『空気が読めない』『こだわりが強い』など言われることが多い障害です。

しかし発達障害は人によって現れ方や感じ方が大きく異なることも傾向としてあります。
僕も上の例で『空気が読めない』という問題はあまりないと思う一方で、『こだわりが強い』傾向はあるかなという印象です。
自分のスタイルやルーティーンは強く持っていて、これと異なることがあるとものすごく動揺します。

また発達障害は嗅覚や視覚、聴覚が過敏な「感覚過敏」に悩むケースも多いことも傾向の一つです。
僕自身も「聴覚」が過敏で、音量というよりは特定の質の音…例えば他人のひそひそ話や高圧的な声など、負の感情が見えやすい音に関して特に苦手です。

また、ASDはコミュニケーションにおいて表現や受け取り方が独特であったりするために、
周囲とのかかわり方で苦労しやすいケースがあります。
僕自身も学生時代や過去の職場で苦労することがとても多かったです。

参考:ASD(自閉症スペクトラム症、アスペルガー症候群)について | e-ヘルスネット(厚生労働省)
参考:こだわり、不安がつよい:困りごとのトリセツ(取扱説明書)|発達障害プロジェクト

【加えて、HSPの気質も強く持っています】

上のASDに加えて、繊細な気質の強い「HSP」も持っています。

HSPを知ったきっかけは障害者雇用で就職する際、企業に「発達障害の特徴」として自身で苦労しやすいことや職場への要望を伝える機会がありました。
しかし自分で調べた障害特徴に、どうしても当てはまらない部分があったのです。

例えばさっきお話しした『空気が読めない』ことに関して。周囲の負の感情を感じすぎて気持ち悪くなることがあるのに、『読めない』というのは少し表現が違うかな…というようなこと。いくつかあったんです。

そうしてさらなる問題解決のために『他にも特徴はないのかな』と探しました。
そうして自分にピッタリ合う気質だったのが、「HSP」でした。

HSPは病気や障害ではなく、あくまで心理学用語であり、「人間の持つ気質」として位置しています。

そのため正式な診断などはありませんが、こちらの診断テストで調べた結果、
一番弱くてマイナス52点一番強くて(繊細で)140点のテストで
114点(非常に強い)」でした。

結局は空気が読めないのではなく、『空気を読み過ぎていた』ことで周囲と合わない問題が出ていたのかなと感じています。この影響なのか、昔からよく「考えすぎ」「気にし過ぎ」と言われることが多くありました。そのためか他の人以上に傷つきやすく、また、それを理解してもらえないことでとても苦しみました。

余談ですが、過去の職場では「ガラスの貴公子」なんて笑われていたほどです。

しかし、

人よりも気づきやすく、傷つきやすい

この性質を知ることで自分の活かし方が少しずつ見えてきたことも事実です。

参考:HSPとは | HSP診断テスト
参考:HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは?その特徴や症状|心療内科・精神科|うつ病治療の新宿ストレスクリニック

これまでに仕事で苦労してきたことは?

次はこれまでに経験してきた仕事について紹介していきます。

少年と関わることを夢に、警察官になった

僕は過去、学生時代に長いこといじめを受けていました。
そのような経験をもとに当時の年代を生きる、悩みを抱えている子供たちと関わりたい。
そんな気持ちから2年間専門学校で勉強し、晴れて警察官となりました。

職場はとても厳しく、礼節や統制を重んじるために苦しむ部分も多かったです。何よりも職業柄「隙を見せてはいけない」ことがあるために、何事も平均的にこなす人材が重宝されやすいのかなと感じていました。

僕はどちらかというと、得手・不得手のムラが激しいタイプです。組織から言えば『隙になりやすい』人であったのかなと感じています。特に車の運転は、天才的に下手で苦労しました…。

このような適性の違いや、最後に勤めた部署で上司(女性)とコミュニケーションが取れなくなったなどの理由からうつ病になりました。2年間リハビリを頑張りましたが叶わず、退職することになってしまいました。

参考:発達障害をおもちのご本人、ご家族の皆様へ | 一般社団法人 日本発達障害ネットワーク JDDnet
参考:うつ病|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

障害者雇用の事務職を経験した

警察を辞めて、次の仕事を見つけなければならない。警察で取った資格は内部資格が多かったために、外に出ればほとんど役には立ちません(役に立ったのは剣道三段くらい)。

ですからほぼスキルや資格はない状態で、就職活動をする点ではとても不安だったことを覚えています。障害を持つ方の働く支援をしてくれる『就労支援センター』などのサポートを借りながら、何とか障害者雇用、民間企業の事務職として再スタートを切ることができました。

この時点で、警察にてうつ病でリタイアしてからおよそ4年がかかっています。
これは『働こう』と気持ちが前の職場で完全に断たれていたために、立ち直ることに時間がかかったからです。

ちなみにこの「障害者雇用」とは、企業に対し、自身の持つ障害を伝えたうえで働く方法です。障害を持つ方も他の方と平等な条件で活躍できるために、様々な支援を受けて取り組めるようにするそんなワークスタイルになること。それが目的だと僕は解釈しています。

例えば電話対応が苦手なら免除してもらう、聴覚が過敏であれば静かな部屋で仕事ができるように配慮してもらうなど、

これらのような障害によって感じやすい困難に合わせた『合理的配慮』を受けることができるものです。この配慮は、法律によって企業に義務付けられているものです。
しかし、

・企業が障害について、配慮について正しく知っている必要がある

・職場に配慮ができるゆとりや環境がある

・当事者自身も障害について適切に知っている必要がある


この3つが揃わないとなかなか快適に働けることは難しいというのが僕の感想です。

僕が勤めた職場でも、自身の特性や要望に合わない配慮であったり、配慮をする人も忙しいために配慮しきれない…ということもしばしばありました。

僕自身も伝え方がわからず、結果的に『周囲の負の感情に耐えられない』ことが問題だ、
と分かったのは会社を辞めた後でした。
参考:障害者雇用対策 |厚生労働省
参考:障害者雇用促進法の概要 |厚生労働省

障害者支援の企業で、ライターとして勤務した

民間企業では自身の特性を活かして事務職で頑張ってきましたが、およそ4年で退職しました。頑張れるのだけれど、無理が多いと思ったからです。

次の就職に関しては、この時期から結婚を考えていた今の妻のアドバイスもあって、
自分らしく働くことを意識した就職活動をすることになりました。

その結果、「就労移行支援事業所」という、働くことに特化した支援施設にお世話になることになりました。そこで1年間(ちょうど1年間、きっちりでした)トレーニングをしながら就職活動をした結果スタッフの皆様の支援のお陰もあり、障害者支援のWebサイトで記事を作成する仕事に就くことができました。

僕自身、前の職場で『障害者の働く可能性を増やしたい』ことを強く意識してトライしてきました。しかしその企業では、そうした行為は全て煙たがられる材料にしかなりませんでした。出しゃばるな、面倒なことを増やすな、といった感じに。

もともとライティングは、ブログやクラウドソーシングなどで経験していました。
そのためある程度の知識はあったこと。かつ障害を持つ方のために活かせる仕事として、スキルを活かせるのではと感じたので就職を決めました。

こうして就職後、ライターとしておよそ1年間、おおむね700記事程度の障害に関する記事を書いてきました。仕事を進める中で、毎日新聞様の取材を受けるなど活躍の幅も広がりつつあったのです(取材の記事のページはこちらです。要登録です)。

しかしながらここでも様々な問題が発生し、会社を辞め、新たな道を探している最中…というのが僕の現在位置です。(辞めた理由に関して詳しくはこちらの記事で紹介しています)

そうして自分自身で障害を持つ方にメッセージを届けたいと思い作成したのがこのブログというわけです。
参考:就労移行支援について - 厚生労働省

おわりに

【発達障害、HSP、ライティングについて書いていきます】

さて、自己紹介をしつつこのブログに辿り着くまでの道のりを紹介してきました。 ここでは今後主に僕が持つ「発達障害」「HSP」について、
加えて自身が経験してきた「Webライティング」について話していきたいと思っています。

また、過去に取得したメンタル心理カウンセラーの資格を活かして、少しでも読者に寄り添える、そんな記事を書けたらと考えています。興味がありましたら、また見に来てくださいね。

これからも
【発達障害・HSP当事者ブログ】GreenHeadの解放区
をぜひ、よろしくです。



【さらに林谷について詳しく知る記事はこちら】


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