こんにちは。林谷です。
タイトルの名称、全てに該当しているかもしれない者です(発達障害は、診断を受けています)。自分でも“何者なのか”が分からなくなってきました。
…ということで、今回は自身の特徴や傾向から、どの特性が強く現れているかを整理したいと思います。
発達障害とギフテッドを併せ持つ「2E」の可能性もある
発達障害(ASD)、HSPを持つものとして生きてきた
これまで僕は、診断を受けていたASD(自閉症スペクトラム)を持つ者として生き、後にHSP気質が強いことにも気づきます。年号でいうと
2011年:ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受ける
2016年ころ:HSP気質が強いことに気づく
このような感じです。
ギフテッドである可能性も出てきた
しかしここ最近、自身のこれまでの行動や思考は『ギフテッド』であるからでは?という可能性も出てきました。こちらの記事でお伝えした、複数受けたIQテストの平均数値は最終的に『131.5』でした。
さらには関連の書籍などから調べていくうちに、もしかしたらギフテッドかも知れない…と思うようになったのです。
ギフテッドと障害などを併せ持つ『2E』の可能性もある
さらにギフテッドについて調べていくと、発達障害などと併せ持つ『2E』である可能性も出てきました。
この「2E」とは「二重に例外(特別)」という意味の言葉です。ギフテッドと同じ知能を持ちながら、発達障害などを持ち日常生活の中で生きづらさを感じやすい人をいいます。
これほど種類があると、僕はもう、何者だか分からなくなってきました。
こうして一度状況を整理するために、『どれにどの特性が強く現れているか』を整理してみたくなったのです。では順に、強く現れていると感じる部分について説明していきます。
発達障害:ASD(自閉症スペクトラム)の特徴に該当する思考・行動
想定・ルーティーンへの意識が強い
ASDの特徴が強く現れているところは、確実にこの『想定(見通し)・ルーティーンへの意識が強い』部分です。
何か物事を行うとき、『ぶっつけ本番』というのに強い恐怖感を感じるのです(これもまた、ギフテッドの過度激動「強い恐怖感」かも知れませんが)。
ですから事前に想定を作り、その道筋に沿っていく方法を取らないと落ち着けないことがあります。妻は反対にぶっつけ本番上等なタイプなので、『そこまで必要?』という顔で不思議そうに見ることもありました。
HSPの特徴に該当する思考・行動
HSPの特徴に該当する思考や行動は2つあります。
①他人の感情の影響を受けやすい
1つ目は『他人の感情の影響を受けやすい』ことです。特にネガティブな感情は『毒ガスを吸わされているような感覚』になります。
どれくらいネガティブなものかというと、カフェでおばさんたちが誰かの噂話をしている程度、です。
そういった状況を見ていると、その人の『汚い部分』が見えているようで、胸が苦しくなってくるのです。そんなこともあって、すぐに具合が悪くなるのが僕です。
②情報処理量が多い
2つ目は『情報処理の量が多い』ことです。誰かを見ただけで僕の『脳内スカウター』がカシャカシャ言い出します。
表情から言葉のトーン、服装から身につけているもの、髪型や装飾品、口紅の色やひどい時は聴いている音楽まで…男女問わず入ってきます。
特に『危険』を感じると感知が始まるので、警戒モードが続き気が付くと疲れていることも多いです。
ギフテッドの特徴に該当する思考・行動
完璧主義・理想主義
自分でいうのもなんですが、『完璧主義・理想主義』が一番ギフテッドに該当する特徴だと思っています。
僕が読んだ本『わが子がギフティッドかも知れないと思ったら』では、完璧主義についてこのように書かれていました。
210頁完璧主義の子どもは、つねに意味のあることをしていないと、罪悪感や自分が怠惰でわがままだという思いに苛まれるだろう。
この一文を見た時、僕は『ギフテッドかも』と強く感じました。それは子供のころの自分を思い出したからです。
【小学校時代】
○真面目に勉強をしない人間が許せなかった
○運動会で勝てないことに強く悔しんで、敵のチームの生徒全員をボコボコにしたい気持ちになったこと
→本当はもっと残酷な表現です。勝てない自分がひどく許せなかった(そのため、卒業文集が『やっと勝てた運動会』だったりする)
【高校時代】
○周りの生徒は何て意味のない生き方をしているのだろうと思っていた。
→体育の授業ではへらへら笑いながら走って、バイトしてカラオケ行って、そんな消費した人生でいいの?と思っていた(そのころ僕は、画廊で大人たちと芸術について話していた)
などなど、どうして周りは『1番でないこと・生み出さないことに耐えられるのか』理解できなかったのです。
今もまた『生産できていない自分』を感じると、ひどいうつ状況に陥ります。
僕は『何か常に社会に貢献していないといけない』という気持ちに苦しみやすいこと。これが最もギフテッドの特徴が現れている部分かな、と思っているのです。
こうした状態をミックスした『2E』である可能性がある
これらの特徴を全てミックスしたのが『2E』であるならば、僕はそうなのかなと思っています。しかしながら問題はそのあと。
それをどう活かしたらいいかが分からない。
今悩んで、悩んで、なんとか自分が生きる道を探しています。同じ轍は踏みたくない。社会に大きく貢献できることをしたい。でも、その思いが自分を押しつぶすように襲ってくることもあります。今は、それの繰り返しです。
この状態を何とか超えて、良い報告をここでできればいいなと思っています。
おわりに
いかがでしたか。
このブログでは、僕自身が当事者である『発達障害』『HSP』に加え、仕事として経験している『ライティング』の3つをメインにお伝えしています(それぞれの名称をクリックすると、各ジャンルの記事ページにアクセスできます)。
また、今回の様に『ギフテッド』についても引き続き記事を書いていきたいと思いますので、ぜひ今後もお付き合いいただければ幸いです。
【セットで読むと良いかも】
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