【在宅ウェブライター】記事を書く仕事で辛いと思ったことTOP3

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辛い仕事をいろいろ経験し、ライターの仕事に辿り着いた

こんにちは。フリーライターの林谷です。
発達障害HSPの特徴を持った当事者です。

僕はこれまで、

◆警察官

◆民間企業の事務職(障害者雇用)

◆テレワークでのウェブライター(障害者支援サイト)

という職歴を持っています。

これに加えて、クラウドソーシングでのライティングやロゴデザインなど、様々なお仕事を受けしてきました。

(※こちらの記事にこれまでの経緯や自己紹介があります。まだ見ていない方は、そちらを見ていただけますとこの後が分かりやすくなるかもしれません。)

さて、このブログは
発達障害』『HSP』『ウェブ(Web)ライティング
この3つをテーマにしたブログです。その中で今日は『ライティング』についてお話ししたいと思っています。

僕はこれまでに計2年ほど、何らかの形で記事を書く仕事に携わってきました。
その中でこれは辛かったな』と思ったことをTOP3のランキングにして紹介したいと思います。

ランキングでは、その時にどう対処したかも併せてお伝えします。これからライターをやってみたいと思う方、ぜひ参考としてください。


【在宅ウェブライター】記事を書く仕事で『辛い…』と思ったことTOP3

第3位:報酬額が低い

第3位
報酬額が安い
です。

いきなりリアルなところ突くなあ…そう思った方もいるかもしれません。

報酬額については、企業に勤める場合の給料制とは別問題です。そこは外して考えていただくと助かります。ここでの話はクラウドソーシングなど単発で仕事を受ける場合、基本、記事を書いても収入額が低いことが多い、ということです。

記事を書く仕事をお金に換算する方法として、「文字単価」があります。
これは1文字につきいくら、と指定されているものです。

時給制ではない場合、この文字単価で換算される仕事が多かったです。スキルが身について高度なライティングができるようになると、「記事単位」という形式もありました。ただ僕はまだこのスタイルは経験していません。

ではこの文字単価、いくらくらいだと思いますか?僕は最初、『 0.1円 』からスタートしました。

このブログ、1記事だいたい3,000文字くらいのボリュームにしています。ですからこの場合で言えば報酬は「300円」です。今は慣れているので3,000文字も書けますが、初めのころは2,000文字でもしんどかったです。

ある程度継続的にライティングを続けることで、これが「0.3円」や「0.5円」になり、最後の方にようやく「1.0円」になりました。同じボリュームでも10倍違う…っていうケースもよくあります。

文字単価2円であったり、高いものになると『医学について』や『政治について』など、専門知識が伴ってきます。ここまでくるとネットで調べて書く…というものではなく、もともとの自身の経歴も必要となって来るので、トライするにはとてもハードルが高いでしょう。

したがってある程度の収入を得るには、沢山記事を書かなくてはなりません。これに関して、しんどいなあ…と思ったことがあります。

【対処法:少しでも早く高収入を得るコツ】

(※僕の経験による、一個人の意見として聞いてください) 

『ライター未経験』の場合、収入の高い仕事は少ないです。報酬が高いものはほとんど、「ライターとしての実務経験」が伴うケースが多いです。ですからまず企業にライターとして就職し、明確な『実務経験』を得ることでより高額報酬の仕事を受けられるチャンスがあると思います。僕自身も1年間ライター業務をしてきて、相当自信がつきました。

ですから就職前の『事前練習』として、クラウドなどの単発の仕事から作業に慣れるというのも良いかもしれません。基本的なSEOなどは、ここでも学ぶチャンスはあります。気になった方は、下記の参考リンクからどんなものがあるか見てみてくださいね。

参考:ライティング・記事作成の仕事を探すなら【クラウドワークス】 | 在宅ワーク・内職でライティング・記事作成のお仕事
参考:記事作成・ブログ記事・体験談の仕事・依頼 - 料金・外注先 【クラウドソーシング ランサーズ】 658,067件
 

第2位:自分が知らない内容の記事を書く

第2位は、
自分が知らない内容の記事を書く
です。

沢山記事投稿をこなすなかでどうしても、『知らないことを書かないといけないとき』にぶち当たります。僕も何回もぶつかって、インプットに苦しみました。

特にライターとして企業に勤める前は、受けられる仕事も限られていました。そんななかで自分の知っていることばかりを選んでいては、なかなか件数は稼げません。

ライティングの技術として、このどれだけ『知らないことを書けるか』も長くライターを続けられるかどうかのポイントだと思っています。

とはいえ、自分が全く経験していないことを得た情報をかみ砕いて、理解して書くという作業は、とてもしんどいことです。

【対処法:知らない記事を効率的に書く方法】 

対処法は『連想する力』『リサーチ力』にあると思います。
僕はこの2つを身につけたことで、年間継続して、700件以上の記事を書くことができました。

連想する力』は、記事のテーマをどんどん枝分かれ式にイメージしていく力です。記事を書くうえでテーマとなるワードがあります。これに付随する(関係する)ワードを連想して、記事全体の情報に厚みを持たせるために必要なスキルです。

例えば『発達障害』なら、それに続いて『ASD』『ADHD』と種類を連想させていくことや、『発達障害 仕事』『発達障害 辛いこと』など、その先の事象や課題についてイメージするなどにあたります。

リサーチ力』は、この連想から、ではどうやって調べたら該当の情報に辿り着けるか。検索ワードはもちろん、どんなソース(情報源)が記事として適切かを見極める力になります。

この2つのスキルを磨き、早く、正確な情報をいかに早く見つけて文書作成に戻れるかがライティングのポイントであると思っています。

探し方に慣れるには、僕も使っている『関連キーワードツール』を使ってみるとよいでしょう。これは単語を入力するだけで、関連のキーワードの組み合わせがたくさん出てきます。これをもとに「連想のヒント」をつかんでいくことをお勧めします。

第1位:自分の言葉や文章スタイルで書くことを許されない 

第1位は、
自分の言葉や文章スタイルで書くことを許されない
です。

人は話し方と同様、文章表現にも個々の「くせ」があります。無意識のうちにこだわっている文体や句読点の打ち方、記事構成の流れなどがあるものです。

特に長いことブログをやってきているなど、書くことに自信を持っている場合、このスタイルを曲げることに抵抗があることもあるでしょう。事実、これが自分と合わなくてライターを辞めてしまった、という話も聞きます。

ちなみに僕の癖は、『倒置法にしたがる』ことでした。倒置法は分かりやすく例を挙げて言うと、

◆倒置法でないケース
今日、林谷君は、髪の毛を緑色に染めました

◇倒置法のケース
髪の毛を緑色に染めました今日、林谷君が。

…こんな感じです。こうやって主語・述語の流れが逆になっているのが特徴です。文章としてカッコがつくというか、美しくなる気がするんです。

しかしながら、得てして記事は簡潔にしなければなりません。倒置法にすると、対象が分からなくなったり、意味が明確に伝わらないなども起きる可能性があります。ですから何かをアドバイスする記事では特に、倒置法を使う機会はありません。ですから自分が好きなスタイルは、封印しなければいけなかったのです。

今でこそ慣れましたが、こうした『自分の書き方で書けない』状態が続くことで、人格否定されたような辛い気持ちになることもあったほどです。

【対処法:自分らしくない書き方を求められた時は】 

そもそも雇用を受ける場合でも、単発で仕事受ける場合にも、100%自分らしさ全開で記事を書ける、ということはまずありません。

例外としてあるならば、『ライターとして売れた時』くらいでしょう。

ですから基本は、相手が求めている企業イメージ、人物像に沿って記事を書くことになります。

このイメージと自分本来の表現が離れすぎていると違和感を持つが多く、辛くなりやすいです。

したがって仕事を受ける、求人に応募する前に、対象となるブログサイトや企業HPを見ておくとよいでしょう。『Webサイトの“性格”を見る』ことで、相性を知っておくのです。あくまでもその『性格』を演じるという意識を持って書くとやりやすいです。

例えば僕は男ですが、婦人系のブログを書くときは『少し若い先輩ママ』みたいなキャラ設定で記事を書いたこともあります。そうした『記事で演じられる範囲内かどうか』仕事を受ける前にリサーチしておきましょう。

参考:倒置法(とうちほう)の意味 - goo国語辞書

おわりに 

今日お話ししたポイントをもう一度振り替えておきましょう。

◆報酬額が安い
→対処:できるだけ早くライターとして雇用を受け、『実務経験』を積む

◆知らない記事を書く
→対処:連想する力、リサーチ力を身につける

◆自分の言葉で書けない
→対処:事前にサイトの記事や企業HPなどを見て、自分がブログの『イメージ像』を演じられるかチェックしておく

いかがでしたか。

これからライティングをしてみたいという人には、夢を奪うような言い方かもしれません。しかし敢えてお伝えするならば、ライティングはアナウンサーの“書く人”版』だと思っています。

アナウンサーもニュースの原稿に沿って読むように、ライターも依頼主が求めているものに沿って記事を書くのが基本です。本当に書きたいことがあれば、僕のようにフリーで頑張るしかありません。それも、このような経験がなかったらできなかったと思います。

長い道のりかも知れませんが、情報を発信する仕事って、とてもやりがいがあるものです。

ですから近い将来、ライターとして書く仕事のプロになりたい。自分の表現を世に伝えたい。その目標達成のためにも、まずそのノウハウを学ぶ意味で、ウェブライターの仕事にトライしてみましょう。


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