【ライティング】記事の書き方で、ネタ切れを予防するコツ教えます

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ライティング業務を続けていると、記事のネタ切れ、ありますよね…

こんにちは。発達障害+HSP持ちのフリーライター、林谷です。このバリエーション考えるのも結構大変です。…とまあ僕の都合はいいとして、ライターのみなさん、記事のネタ、足りてますか?

まるでカルシウムのように今聞きましたけれど、僕も1年間、障害者支援サイトでライターの仕事を続けてきました。およそ投稿した記事の数はおよそ700件以上、さらには障害者ライターとして新聞社様から取材をお受けするなど、成果として現れた部分もありました(記事ページはこちらです。※一部無料。すべてを見るには有料登録が必要です)。

今はある程度記事を書き続ける自信ができましたが、それでもやっぱり『ネタがない…』と悩むときがあります。今はフリーなので書けなくても誰も怒りませんが、企業のライターとして勤めていた時は、『今日はネタがないので、休みます』と言うわけにもいきません。こちらの記事で詳しくお伝えしていますが、なんとか続けやすいやり方を提案するという対処もしました。

でも、必ずしも毎回要望通りに行くということは、ないでしょう。そのため僕は記事のネタ切れを予防できるよう、普段記事を書く際に心がけていたことがあります。それは『テーマ分け』です。

『テーマ分け』とは?

長期的に同じテーマを書き続けるタイプのライターに向いている

始めに断っておくと、この『テーマ分け』は、クラウドソーシングのような単発で記事の依頼を受ける形式の方には応用できないかもしれません。企業から雇用を受け、長期間にわたって同じテーマやジャンルについて書き続けるタイプにお勧めできます。

ですから単発で仕事受け続けている方でも、長期契約を結んでいる方やある程度受けるジャンルを絞っている方などにはおすすめできる部分があるかもしれません。

では、その『テーマ分け』について、仕組みを紹介していきます。

【記事の書き方】テーマ分けの仕組み

①記事を書いていく

まずは、記事を書いていきます。今回は分かりやすく『発達障害』の記事を書いていく想定で説明していきますね。

②文字数が多くなってしまった時に、テーマ分けのチャンス

こちらの記事で、文字数が500文字余ってしまった時の削りテクニックについて紹介しています。今回の場合は、それよりも多い1,000文字~1,500文字以上余ってしまい、ちょっとした調整では間に合わないくらいに余ってしまっているケースが該当します。この時が『テーマ分けできるかも?』と思うチャンスです。

例えば、『発達障害』の記事を書こうとしていて、項目を下記のようにまとめていったとしましょう。

記事タイトル『発達障害について』
①発達障害とは
②発達障害の診断方法
③発達障害の種類
④発達障害を持つ人の苦手なこと
⑤発達障害は病気?
⑥まとめ

この6つで1つの記事を構成するとしましょう。

分かりやすく説明するためにちょっとこの構成は強引で、色々入れ過ぎてしまっている部分もあります。ただ言いたいのは、これを1つの記事にまとめるのは、ちょっと勿体ないということです。

例えば、このテーマなら、

①発達障害とは
④発達障害を持つ人の苦手なこと
→ この2つで1件
タイトル例『発達障害とはどんな障害?当事者が苦手なこと5つ』

②発達障害の診断方法
⑤発達障害は病気? 
→ この2つで1件
タイトル例『発達障害は病気なの?診断方法について紹介』

③発達障害の種類 → 
これで1件、もしくはADHD、ASD、LDで3件に分けても良い
タイトル例『発達障害には種類がある?それぞれの特徴を紹介します』
※まとめ文は、各記事ごとに内容を分散する

どうでしょう?1件分にしようとしていたネタは、少なくとも3件~5件まで増えるのです。

さらにもっと言えば、『③発達障害の種類』で『発達障害にはADHDとASDとLDがあって…』的な案内記事を作り、さらにそれを掘り下げる意味で障害特性ごとに記事を書くようにすれば、6件まで増やすことができます。これに加え、まとめ記事としてすべてを網羅した記事も加えれば7件です。

この『テーマ分け=一つの記事から別ネタが派生する』ことを意識しながら書いていくと、ネタ切れも起きにくくなり、同時にサイト全体の網羅性(情報が充実している)にもつながるでしょう。

テーマ分けをするために心がけることは?

普段から物事を深く掘り下げる癖をつける

テーマ分けをするために必要なことは、普段から物事を深く掘り下げる癖を付けることです。その時に知りたい部分だけ調べて終了、という考え方ではこのような応用テクをすることは難しいでしょう。

例えば『発達障害にはADHD、ASD、LDの3種類がある』ことを知らなければ、各々の記事を書こうというところには辿りつきません。どんな診断方法があるのかその仕組みを知らなければ、記事1件分のボリュームにできるという判断ができません。

ですから普段から記事にするテーマに関して、深く掘り下げる癖をつけることは、とても大切なことなのです。ちなみに発達障害について知りたい方は、下記の参考リンクまたはこちらのブログのジャンル『発達障害』にて随時更新していきますので、ご覧になってください。

書いた記事の記録を付けておく

僕は企業ライターとして勤めていた当時、自分が書いた記事をExcelの表にして記録していました。フリーになった今も表で整理しているので、一部をお見せしますね。

記事管理表

こんなふうに

・キーワード2組
・ブログジャンル
・記事タイトル
・作成日
・公開日

と項目ごとに整理し、同じような記事を書かないように、また関連した記事を書く場合はリンクで貼り付けられるようにするために、分かりやすくまとめています。

記録をすることで、『あっ、これあの記事でも言っていたな』という関連性にも気づけますし、『このテーマについてはまだ書いていない。だからこの内容は分けられるな』とテーマ分けの判断をすることに一役買ってくれています。

もし興味がある方はぜひ試してみてください。

おわりに

いかがでしたか。

こちらの記事のように文字数が足りない、余る。本当に悩みますよね。『削ると少なすぎるし、残すと多くなる…』そんな葛藤を、僕は今でも続けています(もちろん、そうなる確率は減っていますが)。

これからもこのような書いていく中での判断に役立つような情報を、自分の経験からお伝えしていくので、引き続きこのブログをひいきにしていただくと幸いです。

こちらのTwitterアカウントで、新着記事の情報をアップしています。ぜひフォローしていただき、情報をゲットしてくださるとうれしいです。では、また会いましょう。

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