【ライティング】ブログが続かない人のための処方箋4つ

ブログやライティングって続かない…

ブログを始めても、すぐに飽きてしまう

何か新しいことを始めようと思って、ブログを書いてみようと思う人もいますよね。

はじめのうちは何となく続くんだけど、一度止まってしまうとその後の更新が面倒になり、最終的には閉鎖することもせず何年も放置状態…ということに心当たり、ありませんか?

ライティングの仕事は、アウトプットの継続が必須

中には文章を書くことが得意で、ライターとして働いてみようかな。そう考えているケースもあるでしょう。でも、記事のネタが続かなくてすぐに辞めてしまう…こういうケース、結構多いみたいです。

フリーであれば別ですが、雇用や依頼を受けて記事を書く場合は、その依頼に沿った記事を書き続けなければなりません。ですからライターとして働く以上は、その意味も含めて継続したアウトプットスキルが必須と言えるでしょう。

ですからブログのノリでライターを始めたけれど「SEO」だの「アクセス数」だのと制約が多すぎて何を書いたらいいか分からなくなる…という事態になってすぐにライターを辞めてしまう。なんてこともあるようです。

僕もクラウドソーシングで1年、企業の雇用を受けて障害者支援サイトで1年間記事を書き続けてきました。クラウドではスポーツ選手についてが多かったかな。あとは音楽の歌詞の考察記事とか。

障害者支援サイトではライターとして、障害を持つ方が働くうえで悩むことや心がけを当事者目線(僕も発達障害の当事者です)で書いていきました。

やっぱり決まった件数をずっと出し続けるのって、しかもクオリティも保つのって結構しんどいんですよ。一定期間続けていると、「ネタ切れ」「ガス切れ」なんてこともよくありました。

ブログの広告収入も、継続した更新が求められる

また、ライターのほかにもう一つ物書きで収入を得る方法に「広告収入」もありますよね。
広告を貼ることでアクセスを集めれば集めるほど、多く収入を得られるチャンスがある。物書きにとっては夢のようなワークスタイルですよね。

良いコンテンツの記事を書いていれば、広告を貼ることが認められます。
代表的な広告収益を得る方法として「Google AdSense(グーグルアドセンス)」などがあります。

僕も何度か別のブログで挑戦してみたんですけど、結構認可されるの、至難の業なんです。
結局、まだ成功したことはありません。

コンテンツやユーザーが求めるものなどいろんな条件があるんですけど、条件の一つとして、「継続して更新すること」もあるんです。ですから地道に良い質の記事を書き続けられること。これがないとそもそも、収益を得る条件にも辿り着けないのです。

参考:Google AdSense - ウェブサイトを収益化
参考:収益化の成功事例と関連記事 - Google AdSense
 

記事を書き続けるコツを知りたい!

そうなるとブログを書くにも、ライターとして働くにも、記事をいかに書き続けるか。これが大切になりますよね。

そこで今回は「ブログが続かない人のための、4つの処方箋(せん)」として、記事を書き続けるコツを紹介していきますね。

【ライティング】ブログが続かない時の4つの処方箋

①日常ブログは書きにくい。テーマを絞ろう

日常ブログはジャンルが広すぎて書きにくい

まずブログを書くにあたって『日記の延長』で更新していく人、いると思います。
でもこれ、意外と続けにくいものです。

何でも書けるんだから書きやすいんじゃないの?と思うかもしれません。
そうです。何でも書けるから、かえって書きにくいんです。

あと、経験していると分かるかもしれませんが、常にネタを意識してアンテナを張り続けるのはとてもしんどいことです。この範囲が広すぎると疲れてしまって、『なんかめんどくさいな…』につながりやすくなってしまいます。

日常ブログでもOKなのは、有名人のみ

基本的に日常ブログで客観的な価値があるのは、有名人だけです。

これはどうしてかというと、有名人は、その人物自体に固有の価値があるからです(ここで言う「価値」は、記事や情報として興味を引く意味であって、人間そのものの価値とは別です)。

さらに分かりやすく言えば、『その人自体が既にブログジャンル』なんですよね。だからタレントさんがパフェ食ってても、ヨガをやってても、ブログとして成立しやすいです。

これが例えば僕が、『パフェ食った、ヨガやった』こんなブログを書いてもまあ、読みたい人、いないですよね。僕がヨガで火を吹いたり、手足が伸びるようになれば別ですけど。

とまあ、これからブログで皆に知ってもらおうという方は、何についてのブログなのかテーマを絞ることが大切です。そうすればネタを探すときも範囲が狭まるので、見つかりやすいんです。かつ読み手にも意図が伝わりやすいものになると、僕は考えています。


②自分の思いを形にする習慣をつけよう

一言メモなどから始めてもOK

中には自分のことをどうやって文章にしたらいいか分からない。という方もいるでしょう。

これはアウトプット慣れしていないことが原因になっているケースが多いです。記事を書くことは表現すること。つまりアウトプットですよね。ですからこの作業に慣れておくことは、とても大切なことになります。

普段TVを見る。動画を見る。

これはこれで面白いことなんですけど、これって「インプット」なんです。まさにアウトプットなわけで。もっと言えば、その状態だと他の誰かのアウトプットを受け取ってる体勢なんです。

この状態に慣れていると、「アウトプット」にあたる記事を書き続けることに苦しみやすいでしょう。ですから対策として、普段から自分の思いを形にするこれを癖づけることが重要です。

分かりやすく言うと、自分の頭の中から何か出してみる。そんな感じです。
始めは「メモに一言思ったことを書く」「非公開のツイッターにつぶやく」など、負担が少ないものから始めてみるといいでしょう。

周囲の事情を意識しすぎると、何も浮かばなくなる

また、表現として外に出せば、何らかの周囲の反応があります。

この反応を気にし過ぎて遠慮し過ぎてしまうなんていうケースもあります。そうして知らないうちに制約を設けちゃうと、気付いたら何も書けなくなっていた…なんてこともあります。

「誰がむかつく」「あいつは良くない」など、他人に向けた表現になると問題が起きやすいですが、あくまでも自分主点として「私はこう思う」という範囲を守って表現していれば、
表現として成立しやすいものです(表現方法にも限度がありますが)。

③SNSなどでシェアして、沢山の反応を受けてみよう

ルールを守ってやり取りするのは良いこと

やっぱり、『誰かが見てくれている』『自分に興味を持ってくれている』こう思えるだけでモチベーションが全然違います。

ただ、やみくもにいろんな人に宣伝することは危険です。ですから宣伝対象は慎重に決めた方が良いですが、ある程度対象を絞れば、いろんな人に読んでもらう…ということ自体はとても大切なことです。また、その反応に基づいた返答をさらに記事にする…ということができればベストですね。

④どんな人に向けた記事にするか、ターゲットを決めておこう

ひとつの記事で色んな人向けに書くと、内容があやふやになりやすい

どうしても記事を書いていると、『こう書いたら、年長者の方はどう思うか』『こう書いたら、無職の人は不満に思うかも…』など意識し過ぎてしまい、結果、普遍的、広範囲の方を対象とした内容を書こうとしてしまいがちです。僕も慣れないうちはそうでした。

一件良いことのように見えますが、記事として「何が言いたいのかが分からない」ことになるリスクがあります。

やっぱり読み手は「自分のために言ってくれていると思いたいわけです。ですから記事のターゲットはできる限り絞った方がメッセージとして届きやすいものになります。例えば「30代女性、転職で悩んでいる人向け」など人物像を作り上げると作りやすいです。

網羅できなかった対象は別の記事にして書いてもOK

また、その記事で網羅できなかった対象は、別の記事で書く。こうすることで全体的にもより分かりやすいブログになって来ると思います。

ただ、範囲を広くし過ぎてしまうとサイト全体としてテーマがあやふやになることがあります。対象を広くしすぎないように意識し、メインのテーマに逸れるか、逸れないかで判断していくと良いかもしれません。


何よりもブログ更新を楽しみ続けることが大切

義務で行うことには限界がある

ここまでブログを書くときの続け方を紹介してきました。

ただ、もっとも大切なことは

ブログ更新を楽しめること

です。

当然ですけど、義務で続けるのには限界があります。さらに義務で書いている人のブログより、同じ内容でも好きで好きでしょうがない人のブログの方がその面白さは伝わるものです。ですから自分が本当に楽しめることをジャンルとして選び、記事更新を楽しみ続けることも大切な要素として覚えておいてくださいね。

【補足】ライティングの仕事を続けるには?

また、補足としてライティングの仕事を続けるためにはどんなことに気を付ければよいでしょうか。僕がライターをしてきたうえで気を付けていることを紹介します。

企業・クライアントが求めているテーマを知る

ライティングの仕事を始める時は、僕は必ず相手が求めているテーマや、一番伝えたいメッセージなどを確認する。これを行います。それが分からないと、無意識に全く求められていない記事を書き続けていた…ということにもなりかねません。

より相手の要望に沿った記事を書き続けるために、まずは相手であるクライアントや雇用先の企業がどんなテーマを求めているか。これを確認するようにしています。

原則『自分色』は出さない。でも少しスパイスとして個性を出せれば最高

依頼を受けて記事を書く場合は、例外でない限り、自分色は出しません(※例外は、予め自分のキャラが求められている場合 など)。

これは無理に自分の個性を表現しようと思わない、ということです。
特に自分の経験していることや得意な分野になると、ニーズを忘れて自分の言いたいことをただ書いてしまうということにもなりやすいです。

これって個人ブログではまだいいですが、依頼を受けて書く記事の場合は、ニーズと大きくずれるケースが多いのです。これを人に例えると、すぐに自分の話をする人や、自慢話をする人みたいな印象を文章から受け取れてしまうんです。

ですから基本は「依頼主が求める人物像」で書く。ここに自分の個性をスパイスとしてちょっとだけ入れられることができたら、より理想的な記事になるのではないでしょうか。

ライティングについてはこちらの記事もご覧ください

ライティングについてもっと知りたい。そんな方にはこちらの記事
【Webライティングの仕事】ライターでの取組み、心掛けていくこと
もおすすめです。もしよかったら併せて見てみてくださいね。

あと、商売として文章を書く「特許ライティング」という知的財産などとして文章を書くための規定もあったりします。下記に参考リンクを載せるので、良かったらチェックしてみてください。僕も勉強します。

参考:特許ライティングマニュアル | 産業日本語研究会

おわりに

いかがでし…いや、このスタイルはもうやめにしたのでした。
(文末の締めは「いかがでしたか」が一般的)

文章で人に伝えるのは、人に話して伝えることと共通している面が多いです。最近、Googleの規定が変更されてから、特にその意識は強まっています。

ブログやWebライティングの場合は書籍とは違い、手軽に、無料で辿り着くことができるコンテンツです。より気軽に読者と付き合えるそんな距離感のブログが僕はベストだと思ってます。

今日お伝えしたことが、ぜひこれからブログやライターとして記事を書いていきたいと思う方の参考になればよいと僕は願っています。


【セットで読むと良いかも】


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