人の発想を邪魔する「悪魔の囁き(ささやき)」、ご存じですか?
こんにちは。林谷です。
今日のテーマは「ライティング」。ブログのネタとなるアイディアを邪魔する『悪魔の声』についてお話しします。
これはどういうことかと言うと、ブログに限らず様々な発想を行う際に妨げとなる思考ということです。僕の場合、まさに「悪魔」のように声が聞こえてきます。
この声にずっと従っていると何も浮かばなくなり、ブログで言えば『ネタ切れ』を引き起こす要因にもなりかねません。Webライターとして長く続けていくためには、常にアウトプットできる状況を保つことも、プロとしての努めと言えるでしょう。
だからこそ、この悪魔の声からどうやってアイディアを守るか、対策を練る必要があります。
ということで早速まずは3つの悪魔の声、見ていきましょう。
【ネタ切れの原因】ブログのアイディアを邪魔する3つの”悪魔”の声
第一の悪魔『そんな当たり前のことを書いても面白くないでしょ』
『そんな当たり前のことを書いても面白くないでしょ』
ネタがない、書くものがない。そう思っている人、こんな言葉が聴こえていませんか?少しでも書こうかなと思いはしたけれど、『そんな特別なことではないし、わざわざ書くことでもないよね。』こうしてアイディアをボツにしていませんか。
第二の悪魔『(書くには)まだ情報が足りないよ』
『まだ情報が足りないよ』
これもアイディアを止める言葉になりがちです。確かに不確かなまま記事として公開することは良くありません。しかし、そうであったとしても頭の中の時点で終わらせることは勿体ないです。
せめて一度は、頭の外に出してあげることが大切になります。もし最後までできなければ、途中段階まで止めておくことも一つの手です。
第三の悪魔『それを言えるレベルじゃないでしょ』
『それを言えるレベルじゃないでしょ』
これから記事にしようとしていることについて、「レベル」を気にしていませんか?
例えばアイドルの記事。この記事を書いたことで熱狂的なファンからバカにされたり、指摘されたりするかもしれないからやめておこう、と留めたり。
例えばゲームの記事。自分のプレイしているゲームのレベルが『45』。レベル『100』のガチでやっている人に見られたら恥ずかしいからやめておこう、と留めたり。
このブログだって、僕より発達障害も、HSPも、ライティングについても知っている人は多くいます。それを意識して遠慮してしまうことでネタ切れを招いてしまうことが出てくるのです。
ブログのネタ切れ防止、アイディアを守る3つの『魔法』の言葉
では、これらの悪魔の声からアイディアを守る『魔法の声』をお伝えします。
①第一の悪魔キラー『あるものは、使え』
1つ目は、『あるものは、使え』です。これはブログに限らず、今自分の持っていることを最大限に使わないと損だよ、という意味で過去の職場でも言ってきました。
仮にアイディアのジャンルがありふれたものであっても、あなたから出てきたことでオリジナリティを感じてくれるかもしれません。『あ~そうなんだ』と納得してくれる方もいるかもしれません。
意外と『大したことない』と思うこと、または普段の生活で意識にも上がらないようなことの方が、記事として大切だったりします。
ですから、使ってみなければ損なのです。『あるものは、使え』です。
②第二の悪魔キラー『とりあえずさわりだけ書いておこう』
2つ目は、『とりあえずさわりだけ書いておこう』です。ゴールに辿り着けないからと言って、『0(ボツ)』にしてしまうのは本当にもったいないことなのです。
書けば、何かしらの道が見えてきます。これまでに僕が実際に行った方法をお伝えしますね。
ルート1:『今の段階の自分が知っていること』として書く(「まだ知らない部分もある」「今後も勉強していきます…」などで占める)
ルート2:『僕もまだ不勉強なので読者のみなさん、こちらのお問い合わせフォームまで教えてください』という、自然にサービス利用につなげるワードに変える
ルート3:追加でわかったこととして、追記や別の記事でその『続き』を書く
こんな感じです。とにかく現段階得ている知識だけだとしても、正確な情報を伝えていれば、
○自分より知らない人にはニーズがある
○自分より知っている人から興味を持たれる(教えたくなる)
このような可能性もあるわけです。
③第三の悪魔キラー『自分の立ち位置で書けば大丈夫』
3つ目。第三の悪魔にささやかれたら『自分の立ち位置で書けば大丈夫』と言って追い払いましょう。
レベルを気にしたら、キリがありません。確かに例えば、『小学生が大学生レベルの勉強について記事を書く』のような、事実を偽って書くことはいけません。
しかし、『小学生が小学生の勉強について書く』ことは、“リアル”なものとして価値が出てきます。その時期、そのレベルでしか見えない世界と言うものが、必ずあるからです。
もう少し身近なものに例えてみましょう。『運転免許を取得するまでの流れ』を記事にするとして、運転が得意でオール1発で合格するレベルを持つ人だけが記事にできる。そんなことはないはずです。
『最初の教習、教官に“首がいてえな”と言われて以降トラウマ』
『仮免効果測定3回不合格』
『卒業検定2回目で不合格』
『試験場の本試験、4回落ちて1週間試験場に通いました』
こんな風に記事を書いたら、それはそれで面白いはずです。運転が下手で悩んでいる人が共感できるものになるんです。僕も『これだけ僕と同じ経験をした人がいるのだから安心だ』と思えるかもしれません。というか上の経験林谷でしょ?というツッコミは受け付けません。
少し脱線しましたが、『そのレベルであるからこそニーズが生まれる』ことは多くあります。だからレベルが低いというだけで記事を無しにしてしまうのは、勿体ないことですよ。
それでも記事のネタ切れに悩んだら…
それでも『書くことがないなあ…』と悩んだらこちらの記事『【ライティング】記事の書き方で、ネタ切れを予防するコツ教えます』も併せて参考にしてみてください。今回の記事は考え方や思考についての工夫ですが、こちらは実践的な予防法となっております。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
特にまだ初心者で、どんなものを書いたら良いか見えなくなる時、ありますよね。どんな記事が世に出ているか全体像も見えないために、手探りで進めていることもあるかもしれません。
あなたから発する表現で、意図的に誰かを傷つける内容でなければ、差はありますがにニーズはあるはずです。少しずつアウトプットを続けていけば、その『ニーズ』が大きい記事も書けるようになるかもしれません。
その一歩、無駄になりません。もう一度、ボツにしようとするネタを見直してみ見ませんか。
【セットで読むと良いかも】
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