大人のギフテッドが生き方や能力を再認識できるサービスがあったら…

大人のギフテッドを活かす方法を発案します

大人のギフテッドの生き方に関して調べた結果…

大人のギフテッドの良さを活かす方法を探した

こんにちは。フリーライターの林谷です。
今日は少し「発案事項」として、切り込んだ内容の話になるかもしれません。テーマはタイトルの通り「ギフテッド」です。

僕自身もギフテッドの可能性がある(詳しくは最後にご案内しています過去記事をご覧ください)ことから、生き方を知ることや自分を活かすことができるサポートを探してみました。

まずは今回の本題にあたって、2020年現在までの国内のギフテッドに関する教育やサポートについて調べてみました。

ギフテッドに関する教育機関・支援機関を調べてみた

2017年に東京都渋谷区で、日本で初めてのギフテッド教育が導入される

アメリカではギフテッドの教育が進んでおり、様々な教育方法(ギフテッドプログラム)があります。能力に応じた飛び級、ギフテッドの子供たち同士で学び合う教室…など、才能を活かすために積極的に取り組んでいるのです。

日本でも2017年東京都渋谷区で、小学生を対象に公教育として初めてギフテッド教育を導入し話題になりました。
 
参考:Gifted Education

他にも国内には、子供を対象にしたフリースクールなども見つかった

公教育としては渋谷区が初めてですが、他にもギフテッドの才能を伸ばすためのフリースクールなども見つかりました。創造性を伸ばす学習やプログラミングなど、得意分野を伸ばしてギフテッドらしく活躍する力を身につけるためのスクールが複数あったのです。


大人のギフテッドを対象としたサポートは見つからなかった

障害当事者を対象とした支援機関は見つかった

ここまでは子供のギフテッド(成人するまでの世代)を対象とした教育機関を紹介してきましたが、『大人のギフテッドを対象』と公言している支援機関は見つかりませんでした(僕の探し方が原因かもしれませんが、なかったです。もしご存じありましたらこちらまで教えていただけますと幸いです)。

しかし、これに類似した施設として、大人の障害当事者を対象とした支援機関が見つかりました。

主に東京都内を中心に活動している『GFTD WORKS』では障害を持ちながらその『偏り』を活かして活躍するために、Webエンジニアやブロックチェーン、3Dプログラミングなどの未来に活きる技術を学ぶことができます(サポーターとして、フランチャイズの加盟募集もありました→こちら)。


大人のギフテッドの生き方に対するサポート、少ない気がする…

このように国内でも、ギフテッドの子供を対象にした教育はもちろん、大人のギフテッドの生き方に対する支援機関も出てきているのが分かりました…がしかし、やはりまだまだ少ない。というのが僕の感想でした。

では、僕がこの大人のギフテッドの支援の件で、気になった点を紹介します。

【大人のギフテッド】現在の支援体制で気になったポイント

①大人のギフテッドが、自身の価値に気づくサポートは見つからなかった

気になったポイント。それは『大人のギフテッドが、自身の価値に気づくサポートは見つからなかった』ことです。

もちろん、情報公開していないだけで学びを受けていく中で自身がその価値に気づいていく…というケースはあるかもしれません。

しかし僕もそうでしたが、何となく「人より優れているな」というものを持っていても、周囲から敬遠されたり、ひどい目に遭ったりなどしてそもそもの才能に「罪悪感」を持ってしまっていることもあると思います。

これは子供・大人関係なくこの状態でスキルを学んでも、自分を活かす選択ができるかどうかは疑問を感じているのです。

もしかしたら、何気なく好きでやっているまま「それが社会貢献できるカギ」ということにも気づいていない可能性もあるのではないでしょうか。

【発案】大人のギフテッドの生き方や能力の「価値」を再認識できるサポートが必要なのでは?

自信をなくした大人のギフテッドが、短期間で価値を見直せる機会があれば…

ここで僕が思ったのは、

大人のギフテッドが、自分の生き方や能力の“価値”を再認識できるサポート

これが必要なのでは?ということです。それも「短期間で」得られるものとして。

これは国内外の色々な教育機関のサイトや、ギフテッド教育の指針などを調べた僕の私見ですが、子どもへの教育に重点を置いていることもあって、「長期的なプログラム」であることが多いという印象でした。

『学んでいく中で、才能となるスキルや性質を見つけていきましょう。』

『かつ、社会性も身につけていきましょう。』

このような方針を感じています。もちろん、これらの考えは素晴らしいことだと思います。どんどん発展していってほしいと願っていることも事実です。

ただこれは、僕(もうすぐ40歳)のように『即戦力』として働きたい、というギフテッドの方には、ちょっと合わないかなと思ったのです。

もう自分の“武器”には気づいている。でもこれまでの社会人経験上、それが本当に必要かどうなのか見えてこない。本当は自分が望んでいるワークスタイルでは、周囲を混乱させたり、苦しませたりしてしまうがために自分が我慢して働かないといけない。

そんな感じで『自分の才能』に固くカギをかけている人、僕のほかにもいると思っています。だからこそそんな「ギフト」を持った人が、

◆『これ(自分が本来持っているもの)でOKだったんだ』と再認識できる

◆スキルや知識ではなく、もう一回閉じられた才能を一緒に開けていく

こんなサービスがあったらいいな。そう思いました。

ブログをきっかけに “ギフテッドの生き方=価値”を再認識できるヒントを伝えたい

具体的な形になる前ではあるが、声を挙げる必要があると考えた

正直、まだ具体的に『何をする』というイメージは見えていません。セミナーのようなスタイルになるのか、大規模なフリースクールにまで計画が発展するのか、はたまた個別に相談し合いながら「価値であること」を思いだしていくか…それはわからない、というのが正直な気持ちです。

でもこういうことは声を挙げないとダメだ、と直感的に思ったんです。

僕はもちろんプログラミングの知識など、現状のギフテッド教育のカリキュラムで教えられるレベルのスキルはないでしょう。それでもこうして伝えたい、という思いだけでも形にしていこうと決めこのようにお伝えさせていただいた次第です。

生き方に迷う、有能な大人のギフテッドが、沢山いるのではないか

僕は障害者アーティストとして絵画作品を公開したり、個展を開いたり、はたまた詩集を出版したり色々やっていますけど、それ以上の能力を持っている人、沢山いるんじゃないかなと思うんです。こういう人は教えなくても学んでいくだろうし、自分なりに課題も見つけてクリアしていくスキルも持っていると感じています。

でも、それも『価値』だと思っていないと力がセーブされちゃうと思うのです。持っていることにも気づかず、何とか他の人達に足並みを揃えようと頑張っては挫折してしまう人、僕だけじゃないと思います。

大人のギフテッドが生き方を再認識し、本来持っている力を引き出したい

こんなことを言っている僕も、現時点では飛びぬけた才能は見つかっていません。でもドラゴンボールで言う『能力を覚ます、ナメック星の最長老』の役がいてもいいのかなと思ったのです。

『それは才能だよ』と背中を押してあげる、そんなサポートをしていきたい。そう強く思ったのでした。それが僕のギフテッドだと、信じてみたいのです。

おわりに

熱が入った記事になりました。自分でも分かります。

本当は『学校作ります』『サロン作ります』のような具体的な形にできればベストだったのですが、見切り発車でお伝えする形を取らせていただきました。

もし『自分もアイディアあります』『こんなふうにしたらよいと思う』などありましたら下のお問い合わせフォームか、TwitterアカウントまでDMいただけましたら幸いです。

こんな未熟な僕ですが、お願いします。

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