HSPの僕、実は大人のギフテッド!?生きづらさと特徴を確認した


HSPではなくギフテッドかも知れません

HSPの僕が「ギフテッドかも」と考えるきっかけがあった

読者の方(HSP/HSS)から『ギフテッドでは?』と声をかけられた

こんにちは。フリーライターの林谷です。
今日は『ギフテッド』についてお話ししたいと思います(ギフテッドについて詳しくは後述)。

実はこのブログに関心を示してくださった方(ありがとうございます)から、『林谷さん“ギフテッド”では?』とメッセージをいただきました。それからギフテッドについて調べることになったのです。

ギフテッド自体は、前の職場(障害者支援サイト)で発達障害やHSPの特徴と照らし合わせた記事を書いたことがあります。そのため、ギフテッドの存在自体は知っていました。ただ、そのときは『自分がまさか…』と思っていたので、今日までは特に意識してこなかったのです。

改めて、(大人の)ギフテッドについて検証してみることにした

そんななか改めて、『ギフテッド』というワードを耳にしました。今度は『自分のライフスタイル』を知るために、研究資料や考察記事などを調べてみることにしました。その結果思い当たる節が多くあったのです。特に「生きづらさ」において。そこで今日は、『僕の生きづらさとギフテッド』について話していきます。

ギフテッドとは

さて、改めて『ギフテッド』がどんなものなのか説明していきますね。

『ギフテッド』とは、英語の『Gifted』という言葉に由来しているワードです。ギフト=贈り物ですよね。何を贈られているかと言うと、その品は『天賦の才能』になります。では簡単にギフテッドの特徴についてポイントを挙げますと、

◇高知能:IQ130以上
※ただし、IQを判定基準にすることを疑問視する見解も出ている

◇能力の凹凸が激しい傾向がある

◇過度激動(OE)という、敏感な感性を持つ

◇発達障害(ADHD、ASD、LD)と判別がしにくいケースもある

このような特徴があります。そのため、HSPや発達障害と比較されることもよくあります。アメリカでは特にギフテッドへの研究が進んでいて、特徴や教育に関して様々なガイドラインも出ているほどです。

日本でもギフテッドへの研究は進んでいますが、元々『平均的にこなすこと』『周囲との調和』を重んじる文化や風習などが原因で、生きづらさを感じるケースもあると考えられています。


自分の生きづらさ(HSP)と、ギフテッドの特徴を照らし合わせた

さて、題名の通り『生きづらさ』とギフテッドの特徴を照合してみた結果、印象的な3つのポイントに気づきました。

ポイント1:相手が深く考えていないことにストレスを感じる

ポイント1つ目は、『相手が深く考えていないことにストレスを感じる』点です。

もちろんこれは相手をバカにしている意味で言っているわけではありません。もし不快に感じるようでしたらお詫びします。ただ、生きづらさとして関わることなので言わせてください。ごめんなさい。

かつて職場でストレスに感じた『負の感情をあらわにし過ぎる人間』『言葉が表面的で、中身を感じない人間』。僕は今日まで、全然別のストレスだと思っていました。でも、こう考えると共通するのではと思うのです。『どちらも、思考の深さに大きな差を感じた事で辛くなった』ことではないかと。自分と考える量や深さに差を感じた時、『どうしてここまで考えてくれないんだ!?』と深く傷つくことが多かったのです。

さらに詳しく解説すると、感情的なのは『感情を簡単に出してしまうほど、”深く考えていない”』、言葉の中身のなさも『薄い言葉が出るほど、普段から物事を、”深く考えていない”』こんな共通したストレスから僕は苦しんでいたのなら、ギフテッドの可能性もあるかもと考えたのです。

ポイント2:感受性が強すぎて、他者の負の感情が移ってしまう

ポイント2つ目は『感受性が強すぎて、他者の負の感情が移ってしまう』点です。

この問題は、これまでは完全に『HSPの気質からなるもの』だと考えていました(詳しくは下記の関連記事を掲載しますので、そちらをご覧ください)。ただこれもギフテッドの『過度激動(OE)』からなる敏感さから来るものであれば、ギフテッドである可能性も考えられます。


ポイント3:ASD(自閉症スペクトラム)とHSPの両方の特徴を持っている

ポイント3つ目は『ASD(自閉症スペクトラム)とHSPの両方を持っている』ことです。

こちらの記事『ASD(自閉症スペクトラム)とHSP。両方持つ僕のメリット・デメリット』にもある通り、僕はASD(自閉症スペクトラム)の診断も受けています。さらにはHSPもテストを受けた結果『非常に気質が強い』という判定です。

これまで『多くの物事を深く考えすぎる』ことは、ASDの執着(こだわり)の強さとHSPの情報収集の多さが組み合わさったものだと思っていました。生きづらさではありませんが、多くの物事を記憶できるという点も同様に、組み合わさった特徴だと認識していました。

これも、ギフテッドの特徴からなるものであれば、うなずける部分は多くあります。

HSPと感じていた僕は果たして『ギフテッド』なのか

ギフテッドの診断テストと、有料のIQテストを受けた

さて、本題です。僕は果たして、ギフテッドなのかどうか。まずはこちら『ギフテッド診断テスト (ギフテッド支援メディア)』を受けてみることにしました。

ギフテッド診断テスト。結果は強いギフテッド的な性格である、でした。
画像引用元:ギフテッド診断テスト | ギフテッド支援メディア

結果はご覧のとおり、『強いギフテッド的な性格』と判定されました。ただ注意書きとして、IQの数値によっても結果が変わって来る…ということでその次は『国際IQテスト』も受けました。今、結果待ちです。結果が出たら再度お伝えします。

ここまで「ギフテッド」について考えた理由は?

生きづらさの正体が分からず、悩んでいた

今職場を辞めて、ライター以外にも仕事を探しているのですが、いまいち自分の活かし方が分からなかったのです。『何をどうしてもやっぱり傷ついて、辞めたくなる』『どうやって社会に貢献していけばいいのだろう』そんなふうに悩んでいました。

その中で『社会から必要とされないほど、能力が低かったのか』と責めることもしました。どこの職場に行っても、どんな働き方をしても、深く傷ついて使い捨ての品のように捨てられる…そんな『役に立たない感』『必要とされていない感』を、ここ最近感じていたんです。

仕事で同じ過ちをしないために、自分が何者であるか確認したい

もちろん、このブログも継続していくつもりです。アート活動もしていますが、これも続けていきます。ただそれでも、会社を辞めてから、仕事は探したいと思っていました。

ただ、これまでと同じようにハローワークに行って求人を探して良いかなと感じたところを受ける…と、同じ方法で就職しても、同じ思いをしてしまうだけのような気がしたのです。

だからこそ、自分が何者であるか知りたい。そのヒントが『ギフテッド』でした。もし自分がギフテッドだとしたら、適性やライフスタイルまで徹底的に調べて、自分の活かし方を再検討したいのです。

自分の特性がASD(自閉症スペクトラム)によるものなのか、HSPによるものなのか、はたまたぎふてっどによるものなのか、明確にしていく中に発見があることを信じて。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

IQ診断テストの結果が出ましたら、ここで改めてご報告させていただきます。もしIQが130以上、もしくはそれに近い数値であったら、『ギフテッド』として将来設計を見直したいと思います。

きっかけをくれた読者さん、ありがとうございます。



※続きが気になる方は → こちら



HSP(ギフテッド含む)に関するその他の記事はこちら → 『ジャンル:HSP

ギフテッドに関することのみの記事はこちら → 『ジャンル:ギフテッド

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