【HSP】めんどくさい職場派閥を分析したら、情報過多でパンクした件

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こんにちは。もしかしたらこんばんは。
フリーライターの林谷です。

今日は僕の持つ気質「HSP」に関する話をしたいと思います。
その中でも今回は、『情報量が多い』気質にまつわる事例をピックアップしてお伝えしていきたいと思います。

僕の持つHSPについて『それってどんな特徴なの?』『林谷はどう思ってるの?』こんな疑問を感じたら、ぜひこちら『【当事者ブログ】『HSP』と僕。苦しさ、嬉しさ、向き合い方』も見てみてくださいね。

めんどくさい、職場派閥の状況をHSP気質が感知して苦しんだ

人の表情や言動などから無意識のうちに『めんどくさい情報』を感知していた

さて、これまでにもっとも僕が苦しんだ情報のひとつが、職場の『職場内の派閥の仕組み』です。誰が味方だとか、誰が敵だとか、そういうめんどくさい状況、体験したことありますか?

僕はかつて、障害者雇用の事務職として勤務していました。そのときにこのめんどくさい社内派閥に挟まれて、まあ、しんどい思いをしました。

僕はこの時、どこの派閥にもついていません。そもそも、『人』を軸に仕事をしていなかったので、関心も薄かったんです。しかしそうなると全派閥から総攻撃を食らうなんていういや~な体験もしました。

HSPは、周囲の状況から得る情報が、ハンパなく多いです。そのため、オフィス内の派閥同士の関わり方などを見て、どんな状態なのか、自然と分析する自分がいました。

今日は、そんな『職場の派閥を分析してみた』件についてお話ししていきます。

後半には、仕事においての人の関わり方で大切にしている部分にも触れますので、ぜひ最後までお付き合いください。

では見ていきましょう。

参考:社内の派閥抗争 絶対損しない道の選び方 安い「美学」で決めるのは愚の骨頂 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
参考:【マンガ】社内の「派閥争い」あるある | リクナビNEXTジャーナル

【HSPには情報地獄】職場の派閥は…めんどくさい。

女性のパート社員同士、水面下で行われる『めんどくさい』関係

僕が勤めていた職場は、女性のパート社員がとても多い職場でした。
この中で特に年配の、在籍年数が長い方たちを中心にいつもバチバチやっている中で仕事をしていました(どんな職場の雰囲気だったかはこちらの記事を参考としてください)。

僕はもともとこういう中で媚びを売るとか、そう言うのは愚かだと思っています。仕事をするという、本来の目的から離れやすいためです。そもそも、疲れる。

こちらの記事でもお話ししましたが、僕は本当に『負の感情』を感じると苦しくなります。それだけで具合が悪くなるほどです。自分がその当事者でなくても、いっさい蚊帳の外の人間でも、一度感じるとダメージは自分が受ける時と同じです。

ただ嫌で嫌で仕方がないことって、警戒心が強くなるために余計にセンサーが働きます。そのために仕事をしながらでも自然と僕は、頭の中で「社員派閥の相関図」を作る癖ができていました。

どんなイメージでやっていたか、イメージ画像を作ってきました。そちらを見ながら説明していきましょう。

【HSP】めんどくさい職場派閥を分析。情報過多になった件

めんどくさいポイント1:関係性が矛盾している 


いちおう前提条件として、

◆誰も嘘はついていない(スパイ的なものはない)

◆敵・味方など相互関係をおおむね理解し合っている

◆「好き・嫌い」「味方・敵」の二極化させた形とする

この3つを条件として見てもらえると助かります。

実際にはスパイ的に器用に関わっていた方もいるかもしれません。そうして上手く振舞っているだけ…ということもありますが、『僕に入って来る情報』という観点ではあまり関係のないことなので、ここでは抜きにして考えます。

まず、めんどくさいポイント1「関係性が矛盾している」です。

下の図は実例に基づいたイメージです。
分かりやすく、シンプルなものにしています。
適切な関係性ってこうなはず

(この画像、分かりやすいために3名にしてます。実際に行っていたのは10数名レベルの量です)

画像のように、AさんBさんが「敵対している」と想定します。
そこにCさんも入ってきたとしましょう。このCさんは、Bさんのことが嫌いだったとします。

こうなれば、Aさんのことを嫌いBさんとは敵対』関係に、CさんAさん味方になるのが自然です(敵の敵は味方…みたいな感じです)。

図:矛盾だらけの林檎たち

しかし、上の画像を見てください。Cさんどっちにも味方しているという、矛盾した関係になることが良くあります。これはCさんが猫をかぶっているのではなく、関係性を考えず関わっている感じ。そんなふうに受け取れました。

おそらくですが、一貫した明確な意思でもって接していないからこんな矛盾が生じていたのかな、と考えています。

めんどくさいポイント2:とにかく新人を敵として見る 

めんどくさいポイント2は
とにかく新人を敵としてみる
ことです。

さて、この状態から新入社員「Dさん」が入ってきたとします。そうなるとこれまでの関係性がまるで嘘かのように一致団結、

図:あんたらこれまでの『いがみ合い』どこ行ったん?

こんなふうに一斉に新人を攻撃、ということがありました。画像は派手なイメージがありますが、実際には地味で分かりにくい、ドロドロしたやつです。

上司も手に負えない状況で、それに加えてもう『いじめ』に発展していました。(見ていると辛さが伝わって貧血で倒れそうになるため)さすがに僕は、ブチギレていじめ側に注意をしました。

それ以降、僕は彼女たちから

◆見えないところで業務妨害(僕の業務ファイルの改ざんなど)

◆情報不共有(必要な情報を教えてもらえない)

こんな嫌がらせを受けました。この相手はわがままで悪いオーラを振りまいていたため、上司も扱いづらく、本当に大変そうでした。

『いい加減にしろ』っていう人が、いないんです。
言ったらどこかの現・緑頭君みたいに集中砲火を受けるからです。

めんどくさいポイント3:コロコロと、忘れたように関係が変わる 

めんどくさいポイント3は
コロコロと、忘れたように関係が変わる
ことです。

女心と秋の空…でしたっけ。すごく変わりやすいっていう例えですよね。

まさにその通り、あれだけひどかった関係も、いつの間にか戻ったり、敵対関係が変わったりが繰り返されるんです。

図:もう正しいかどうか見るのを放棄しました

実際には相関図の線同士が、上の画像みたいに頭の中できれいにつながることはありませんでした。必ずどこかで、『この線合わない』『えっ!?いつの間にかわってるの?』こんなポイントが見つかって、図の作り直しです。

それを繰り返しているうちに、頭がパンクしました。実際のイメージとしては、下の絵の方が近いです。
こんな感じです

情報が入って来るのをやめたい。アンテナをへし折りたい。この時ほど、そう思ったことはありませんでした。

【人との関わり方】仕事は『他人』でなく『目的』を軸に人と関わりたい 

めんどくさい事情を受け、仕事の本質について考え直した

こういった派閥の人たち、何のために頑張っているんですかね?適当にその場で『仮想敵』を作って、団結して楽しんでる。仕事終わって帰る時は、寂しい顔して帰ってる。

僕が見た限りでは、こういった人たちが話す会話って『会社をどうしたい』とか『自分がどんな役割で、どう成長したいか』みたいなこと、出てこなかった印象です。

なにせ互いの情報を隠し持って共有しない、なんてこともしてました。ですから見た限りでは『 害 』でしかなかったです。ですから僕は無意識とはいえ、こんな無駄なことに労力を使うことに空しさを感じています。

仕事って『他人』を軸にしていると相手の意思によって流されてばかりです。自分や会社の成長には、ほんとにつながりにくい。僕はそんな経験から、仕事では『目的』または『役割』を軸に関わっていたい。そう感じています。とんでもない労力でもって得た教訓ですけど、いま、そう感じています。

この会社の後は、テレワークのスタイルの会社に就職しました。
(またここも別の問題で辞めているわけですが…詳しくはこちら

テレワークは自宅など、離れた場所でやり取りをする働き方です。純粋に『仕事をどうしていくか』。それだけに集中できることは、とても快適でした。

HSPで周囲との関わり方に悩んでいる場合、情報量を制限しやすい『テレワーク』は、個人的にもおすすめです。

参考:テレワークとは?|テレワーク情報サイト

おわりに 

こんな分析、無駄なんです。それは重々、分かっていることです。

ただHSPを持っていることで、このような『どうでもいいこと』であっても、それを理解していても、「無視」「破棄」できないという状況に遭うことを経験してきました。

これを防ぐには、センサーをへし折ってロボット状態になるしかありません。それもまた、辛いことです。

そんな環境下を経験して僕は何とか会社を辞め、テレワークや現在のフリーの環境を選んだ結果、刺激の少ない健康的な生活ができています。

心地よい環境は必ずあります。自分の適切な環境がみつかるまでぜひ自分の働き方を『分析』してみてください。


【セットで読むと良いかも】


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