HSPは生きづらい…ネガティブな感情の受け取り方を図で解説

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こんにちは。林谷です。
今日は『HSP』について話します。今回お話しする内容は可能性的にはこちらの記事でもお伝えしているギフテッドの『過度激動(OE)』にも通ずるポイントです。しかしながら今回は『HSPの気質』として解説します。


HSP気質が強く、他者からのネガティブな感情を受けてしまう

ネガティブな感情を自動的に感知して、自動的に吸収している

HSPの気質として、『共感性が強い』『感受性が強い』という特徴があります。そのため他人からの感情に左右されやすいことで、生きづらさを感じるケースが多いと考えられているのです。

僕も例にもれず他人の感情をすぐに吸収しては、具合が悪くなる人間の一人です。全く自分が当事者でないのに、他人のネガティブな感情だけでうつ症状を起こしたこともあります(めまい、不眠など。ちなみにこんな環境です)。


『他人の感情に左右される』ってどういうこと?

HSPの方なら『うんうん』とうなずいてくれることが多いと思います。しかし、HSP気質ではない方からすると『気にし過ぎじゃね?』『霊能力者じゃあるまいし』と不思議に思うかもしれません。

ということで今回は、HSPの僕がネガティブな感情に対して『どう見えるのか』図にしてきました。ぜひ(必ずしもそうではないが)HSPの視界はこうなんだなあ…というのを感じてもらえましたら幸いです。

HSP気質の方は『そうそう!こんな感じ!』と共感していただけますと、とても嬉しいです。

【図解】HSPの僕が生きづらい原因『ネガティブな感情』の流れ

①一個人がイライラしているなど、ネガティブな感情を発している時

1つ目は、『個人』編。

一人の人間がイライラしているなど、ネガティブな感情を発しているときです。

これは明らかにイライラしている場合はもちろん、『ひょっとしたらキレてる…?』のような微妙なパターンも含まれます。むしろその方が僕にとって嫌な感情です。そんな時、僕にはこんな感じで見えます。

ネガティブな感情:個人編

この図のようにはっきりと視界に映るわけではありませんが、見える時と同じように『感じる』のです。

②会話の中でネガティブな感情を発している

2つ目は『複数』編。

良く世間話などでその場にいない人間の悪口を言っていたり、それらしい噂話を一回“感知”してしまうと、以降はネガティブな感情を受けてしまいます。図で説明するとこんな感じです。
ネガティブさを感じるうわさ話や悪口

双方の頭の上あたりに、黒い霧がかったオーラ(?)様のものが浮かび上がっているように感じます。もちろん、噂話などの対象となる人物がどんなに悪い人であっても、見えるのは話している人たちの『闇』です。

このオーラ、双方『本当は仲が悪いのに、表面上ではそういった素振りを見せない関係性』などにも感じることがあります。

こういう裏でグツグツ…というのが、基本的に嫌いです。だからこそ、女性同士のドロドロしたドラマも、見られません。胸あたりが苦しくなります(詳しくはこちら)。

結果、このような感情を吸収してしまう

このようなネガティブな感情を、僕はまるで空気清浄機の様に吸収してしまいます。しかも吸収しても、まったく周囲はきれいにならない清浄機です。図にすると、こんな感じになります。
ネガティブな感情を受けている状況
壊れた空気清浄機

一種のホラー的な絵になってしまいましたが、イメージとしてはこんな感じです。こうしてネガティブな感情の『当事者』と同じ心理状態に、いつの間にかなってしまいます。しかも人数分まとめて、です。

今分かっている対処・解決方法は『避難』のみ

このような感情への対処で分かっているのは『その場を離れる=避難』のみです。基本的に『感じないようにする』というのは、できません。理由は『気にしないことを気にする』形になり、余計に体力を消耗するからです…

ということで、ネガティブな感情のある環境から離れる方法を取っています。

例えば、カフェとかでネガティブな噂話をし出したおばさんたち(基本的に僕は女性から感じることが多い)がいたら、カフェを出る。

職場でネガティブな対立関係に耐えられなくなってフロアを出る。それでも解消されず退職して、テレワークの仕事に転身した…などで対処しました。

こうして感情をできるだけ感じる機会をなくすことで、何とか疲弊せず来られている状況です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

図でネガティブな感情を受けた状況を紹介しましたが、なかなか当事者でないと分かりにくいところもあるでしょう。

ですから少なくとも『ネガティブな感情は、関係のない人にも悪影響を与えているかもしれない』ということだけ覚えておいてもらえますと、幸いです。

また、HSPのみなさん、対処法がありましたらぜひメッセージフォームか、Twitterアカウントまでご連絡ください。お待ちしております。


【セットで読むと良いかも】



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