【大人のギフテッド】才能を知りたい。国内外のサイト記事を調べた件

「gifted adult」と英文で検索する羽目に

こんにちは。フリーライターの林谷です。

ブログ記事『HSPの僕、実はギフテッド!?生きづらさと特徴を確認してみた』で自らがギフテッドではないか興味を持ち始め、先日公開した『【続報】ギフテッド診断(IQテスト)結果!生き方の見直しは?』で、いよいよその可能性が出てきたということで、本格的に自分の働き方(社会貢献の手段・役割)に関して1から見直してみよう…

…ここまでが過去記事までの流れです。もしまだ過去記事を読んでいないよ、と言う方は先に上の2つの記事を読んでいただくと分かりやすいと思います。ぜひ併せてご覧ください。

『大人のギフテッドの才能を知りたい』と研究資料や関連記事を検索してみた

今回は調べてみたサイト記事や資料について、新たに知ったことを解説していきたいと思います。まずはネット上で『大人 ギフテッド』と入力して関連記事を探してみました(このワードのみに加え、「研究」「論文」「記事」などのワードも付け加えて検索しています)。

知られざる天才 “ギフテッド”の素顔 ( NHK クローズアップ現代+)

まずはじめに紹介するのが、NHKのテレビ番組『クローズアップ現代+』のサイト記事です。その中の『知られざる天才 “ギフテッド”の素顔』という記事に関心を持ちました。最も参考になったのは大人のギフテッドの方122名を対象にアンケートを取った集計結果です(詳しくはこちら)。

新たに知ったこと

◆目で見た情報をカメラやビデオのように記憶できる点。知覚統合の数値が高いと思われる
→僕も高いと考えている。カメラのように一度観た情報を忘れることがないケースが多く、妻からも「カメラみたい」とよく言われるため

◆不登校やうつ病の発症など、ネガティブな状況からギフテッドの測定をするきっかけになるケースが多い
→僕自身も会社を辞め自分を見直すタイミングである

◆9割以上が学生時代に違和感を持ったことがある
→僕も違和感だらけでした。というより周囲から異物扱い。小学校時代の担任の先生の家庭訪問での第一声が5人中4人「変わってますね」から始まった。

◆9割以上が生きづらさを感じている
→周りに合わせるために、奇妙な『能力調整』をする癖がついてしまう点。それでも浮いてしまうことに僕も生きづらかったことがある。

障害者ドットコム

次に障害を持つ子ども・大人向けの情報サイト『障害者ドットコム』の記事『ギフテッドってなに?〜IQ130以上の「才能」と「障害」の違い - 成年者向けコラム』の記事に興味を持ちました。

新たに知ったこと

◆全般的に優れたタイプのギフテッドと、能力の凹凸が激しい『2E』の存在
◆日本の検査は欧米と比較し、創造性や芸術的要素を図る考え方が進んでいない(知能指数などに偏りがち)

ギフテッドコム

3つ目は『ギフテッドコム』というギフテッドの話題を中心に紹介しているブログサイトから、記事『ギフテッドって?定義、9つの特徴、判定法、特有の問題点などを紹介』を拝見しました。

新たに知ったこと

◆記憶力が高すぎて苦しむ点もあること
→僕も忘れることが難しくて、嫌な記憶でも鮮明に覚えている辛さがある

◆語彙力・語彙の多さについて
→僕も言葉遊びは好きな方。作詞をするくらいなので(作詞サイトはこちら)

デビッドソン研究所

最後に『gifted adult』で検索し、アメリカの研究所『デビッドソン研究所(DAVIDSON INSTITUTE)』のサイトを見つけました(通常英語で表示される為、日本語に翻訳して読みました)。このサイトの記事で『Gifted Adults in Work』を拝見しました。日本語に直訳しているので若干読みづらいところはありますが、ギフテッドに関する内容を網羅したものでとても参考になりました。項目としては

◆ギフテッドの定義

◆特徴一つ一つについての説明

◆職場でどのような問題や生きづらさが生じるか

◆働き方・生き方に対しての当事者の主な対応例

このようなことについて解説されていました。僕の中では比較的ギフテッドの全体像を知るうえで分かりやすかったかなと思いました。

日本では特に、『大人の』ギフテッドに対する情報が少なかった

僕が最後なぜ日本語で検索することを止め海外のサイトを探すに至ったか。それは日本のサイトでは『子どものギフテッド』に対する記事や研究資料はあっても、今現在大人のギフテッドがどうすればよいのかについての情報がなかなか見つからなかったためです。

marinaさんのブログ『Carpe Diem』の記事『もっと大人のギフテッドについての研究が進めばいいのに』で述べられていますが、もっと大人のギフテッドに対しても研究を進めてほしいと願う声は多いようです。僕もそう思います。本当に情報が少ない。

まだまだ大人のギフテッドの方がどうやって活かし方を見つけていけばいいのか、充分な情報がなく僕のようにこうして検索したり書籍を探したりしている人が多いのでは?と考えています。

才能探しはまだ続く…

ああ…これは思ったより活き方を見つけるの、苦戦しそうです。今回はネット上の情報をメインに見ていきましたので、次は書籍(今探し中。やっぱり子ども対象のものしかなくて困っています…)を見つけて研究していきたいと思っています。

僕は今日まで、3つの職場を経験しています(詳しくはこちら)。これまでの職場でうまくいかなかった原因は、全部バラバラだったと考えていました。しかしギフテッドの特徴と自分を照らし合わせてみると、共通している点がいくつも出てくるのです。

さらには今回『2E』の存在を知りましたが、僕が2Eなのか他のギフテッドなのかもまだはっきりわかりません。おそらく「2E」の可能性の方が高いと思いますが、もっと研究していかないと見えてこない感じがします。

次に選ぶ働き方は、『このような問題をクリアしてからでないと、また同じ失敗をする。』そんな気がしてならないのです。

ギフテッドが持っているとされるスキルが自分にあると仮定して考えてみると、これまで活動してきているアート活動や作家活動(現在休止に近い)、ライター活動のほかにまだやれることはないか、そうして可能性をとことん突き詰めて考えていきたいと考えています。もしかしたら資格取得で止まっているカウンセラーもうまく使う必要が出てくるか可能性があるかもしれません。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

正直なところ、この情報で僕はまだ納得した答えを得ることができていません。書籍も現在探し中ですが、子供向けのもの(育児関連)が多く見つけるのに時間がかかりそうです。

実践的な情報を得るための最後の手段として、ギフテッドの方の働き方などをブログや動画、SNS、またはご本人と直接コミュニケーションをとるなどの方法で一人ひとり見ていき、その統計を取るのがベストなのかもと考えているくらいです。

そうなるとしばらくブログの投稿が止まりそうなので、出来れば他の手段のうちに何かしらの答えが出ることを望んではいますが(笑)。

自分の中で『これだ』と感じる答えが見つかるまで、徹底的に調べていきます。なのでもう少しだけ僕の『あがき』にお付き合いくださると幸いです。



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