【SEO対策】『独自性』についてプロと比較&分析。改善ポイント2つ

どうやってオリジナリティを出そうかな

こんにちは、フリーライターの林谷です。

今日のテーマは『ライティング』になります。突然ですが、僕もブログを書くことで稼ぎたいと思っている一人です。そのため、過去にライターとして勤めた経験を活かして、SEOに沿った質の高いコンテンツを目指し続けているのです。

コンテンツの質を決める重大要素の1つに『独自性』がある

SEO対策には、コンテンツの質を決めるうえで重要となる要素が3つあります。簡単に紹介しますと、

・権威性

・信頼性

・専門性

この3つです(SEOや権威性についてはこちらの記事を参考としてください)。

これに加えて、独自のコンテンツであることも大事な要素です。むしろこの独自性の方が大切な要素と言えるかもしれません。

本人の体験など、その人でしか得られない情報をコンテンツとして提供することで、よりユーザーのニーズも高まります。それが検索エンジンでの重要度(=検索順位の向上)にもつながって来る、という仕組みです。


自分のコンテンツに高い独自性があるか分析してみた

テーマの選定は問題ないが、オリジナリティとしてはまだ改善したい

とはいえ、こういう僕も果たしてオリジナリティを究められているかと言うと、疑問点はあります。

僕のブログは当事者である発達障害」「HSP」「ライティングこの3つをメインの軸とした「テーマ設定」を行い独自性の高いコンテンツになるよう努めています。

しかし他者から見て『独自コンテンツ』と思ってもらいやすいように、まだ改善すべき余地はあるのではないか。そう考えているのです。

動画配信から、アウトプットのプロと自分を比較してみた

こちらの記事で紹介しましたが、僕はブログ記事よりも動画配信から表現方法を学ぶことが多いです。ということで、今回は主に動画配信のプロ(一人、)がどんなコンテンツをアウトプットしているかを分析し、自分に足りない『改善点』を2つ見つけることができました。

まずは、今回参考とさせていただきましたコンテンツを紹介します。

アウトプットのプロから独自性について分析してみた

マコなり社長(真子 就有 社長) さん

まずはエンジニア養成学校の「TECH CAMP」などで知られている株式会社divの社長でありながら、YouTuberもされているという「マコなり社長」こと真子 就有(ゆきなり) 社長です。

動画では書籍紹介や人生観について、仕事面での工夫など様々な方面からアドバイスをする、という形式です。僕、動画ほぼすべて観させていただいてます。

【感じた独自性】

○『アクションプラン』として、具体的に実践できる方法に特化している

○『常識人間(現状に留まるタイプの方、と解釈しています)』でなく、『社会的に成功したい方』向けに情報提供している

 動画チャンネルはこちら → マコなり社長 - YouTube


メンタリストDaiGo さん

2人目は『メンタリストDaiGo』さんです。既にメンタリストとして書籍やテレビなどのメディアでも活躍されています。そのためご存じの方も多いのではないでしょうか。僕も何冊か書籍を拝読させていただいています。お気に入りなのは『超集中力』『逆転の発想術』あたりが好きです。

また、最近ではニコニコ動画やYoutubeにも表現の場を広げています。自分の意識や価値観でなく、科学的な根拠や統計から答えを導き出してくれるので、参考になる部分が多いと感じているのです。

【感じた独自性】

○恋愛や仕事、様々な物事を『心理学』『科学』の観点から紐解いていくスタイル

○精神的なことなど抽象的なものに対して『データ』を提示するスタイル

動画チャンネル(YouTube)はこちら → メンタリスト DaiGo – YouTube


光武 克 さん(ぽんこつニュース)

3人目は、東京都渋谷区にある主に発達障害を持つ人向けのBAR『発達障害BAR The BRATs』のオーナー「光武 克」さんです。光武さんご自身もADHD(注意欠如・多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム)の診断を受けており、様々な苦労をされてきているとお話しされています。

動画配信では「ぽんこつニュース」と称し発達障害が生活にどんな影響があるのかを身近な観点から紹介されているのが印象的でした。『発達障害』というカテゴリをここまで浸透させている当事者は僕の知る限りでは、いないと思います。

発達障害を持つ人で、コミュニティ欲しいなと思う人はいると思いますけど、実際にその機会を生み出すということは、(月並みな言い方ですが)すごいことだと思います。

僕もこうして発達障害をテーマの一つとしていますが、「(コンテンツとして)発達障害だけで勝つことは難しい」と思うことになったコンテンツです。ただ悔しいというより、最初に行動したことへの敬意の方が大きい感じです。

【感じた独自性】

○発達障害当事者が発信する情報コンテンツの第一人者(という印象を僕は持っています)


【ブログ】山田 ユウキ さん

また、動画配信のみでなくブログサイトでも参考としている方がいます。Webライターの山田ユウキさんです。運営しているブログサイトは主に初心者Webライターの方向けのコンテンツとなっています。

僕、企業ライター時代にもSEOのサイトを見るように言われてたんですけど、読む気しなかったんですよ。それはどれも難しい言葉を多用していて、読む人を突き放すようなものばかりだったから。

この山田さんのブログのSEOやライティングに関する記事は、本当に読みやすいです。ライターとして様々な執筆経験があることもあって、読み手を意識してくれていることが伝わってくる文章だと感じます。

僕もライティングについて記事を書いていますけど、仕事を受けて進めるスタイルはあまりしてこなかったので、とても新鮮ですね。

【感じた独自性】

○Webライター初心者の視点を徹底的に意識したコンテンツ(になっていると思います)

ブログサイトはこちら→ 山田ユウキのWebライター講座

プロと自分。独自性では何が違う?

もちろん社会的に成功している方なわけですから、現状の自分を比べるのっておこがましいことです。努力量も違うでしょう。

ただ、そうと理解したうえで、ここではあくまで『コンテンツの独自性』に絞って比較してみました。

自分とユーザーに評価されているコンテンツの「独自性」とはどんなところが違うのか。3つのポイントを紹介します。

【SEO対策】独自性について見直すべきと感じた『2つ』のポイント

改善ポイント1:ジャンル単品では独自性が弱い

1つ目のポイントは『ジャンル単品では独自性が弱い』ということです。

発達障害単品で臨んだとしたら、
HSP単品で臨んだとしたら、
ライティング単品で臨んだとしたら、
僕のブログが上位に表示される可能性は低いと考えました。

理由はもう既にその道で、高い評価を得ているコンテンツは多くあるからです。今回HSPに関するコンテンツは紹介していませんが、質の高い関連記事は多く存在します。

ここで僕が考えた独自性強化の戦略は『ジャンルの掛け算』です。

僕で言えばHSPASD』『ASDライティングなど、複数のジャンルを組み合わせることによって僕にしかないコンテンツに近づくことができるのではと考えました(事実として、ASDとHSP両方をテーマとしたこちらの記事が好評いただいています)。

ということで、過去の記事も若干、サムネイル画像が変わっているものもありますが、それはこの「掛け算」のためです。

改善ポイント1 『ジャンルの掛け算』

改善ポイント2:より新しいコンテンツを提示していく必要がある

2つ目のポイントは『より新しいコンテンツを提示していく必要がある』ことです。

厳密に言うと、新鮮な情報や発想は既に出していると思います。

障害者支援サイトでのライター経験やパラリンアーティストとしての活動、もっと言えば元警察官というのも新鮮なコンテンツになりやすいかなとは思います。

ただ、その『推し方』が弱い気がしました。ですから独自性強化の戦略として、もっと『(他との)違いを分かりやすく表現していく』ことに取組んでいきたいと考えています。

その一つが『無料ブログ・ドメイン未取得=完全無料で広告収入で目指す』という目標です。

広告で収益を受けられるサービス『グーグルアドセンス』の審査にパスした方のブログなどを見ると、

・ワードプレス使用

・独自ドメイン取得

この2つをグーグルアドセンス審査通過の条件としているケースがほとんどでした。他のブログサイトやBloggerのユーザーさんも少しいましたが、それでも独自ドメインを取得してパスしていたのです。

…となれば、誰もやったことがないことにトライするべきなのでは、と考えました。

すごく遠回りになること間違いなしですが、Bloggerが唯一ドメイン取得なしでパスできる可能性のあるブログサイトですから(2020年7月時点)、トライする価値はあると感じています。また、新しい成功例を作ることで『ブログ始めたい』と思う方が増えればベストです。

改善ポイント2 『より新しいコンテンツを提示し、他との違いを明確にする』

この2点を今後加えていって、さらに『読んでよかったな』と感じられるブログにできるよう努めていこうと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

僕は今回オリジナリティを高めるために、他の活躍されている方のコンテンツを参考としました。

『えっ!?それってマネじゃん?矛盾してない?』『オリジナルなら誰のものも参考にしないのでは?』こう思ったかもしれません。

しかし僕は『敢えて真似しない』ために、他の方のコンテンツを参考としました。こういった市場調査をしないと、自分では『超オリジナル』と思ったものが実はありふれたものだった、ということにもなりかねません。それを確認するために、他のコンテンツも見るようにしているのです。

もし自分でもコンテンツを作っていたら、ぜひ今日お話ししたことを試していただけると幸いです。

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