【Webライター】ここだけの話。ネタない時に何を書くか言います

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少しだけ、『言い訳』にお付き合いください

『今日は何を書く?』『やばい、ネタがない…』

こんにちは。フリーライターの林谷です。
この記事、6月9日に書いてます。

のっけから何の告白だ、と思うかもしれませんがお許しを。5月22日から書き始めたんですけど、そこからこの記事までに47作書いているんですね。で、これも含めると48件目。19日間で48件。48÷19=およそ1日平均2.52件でした。ほぼ企業でライターとして勤めていた時のペースと同じですね…

…白状します。ネタが思いつかなくなったんです。

定期的に記事ネタが思いつかない時期ってあるよね…

ライターをやっていたとき、定期的にこんなことがよくありました。こちらの記事で、ネタ切れの時の対策をお話ししました。ここでは記事のネタがなくて書けない時の代替案を色々お伝えさせてもらってます。書くこと以外の仕事で必要な業務をすると言った感じです。興味のある方はぜひこちらもチェックしてみてください。

…ですが、『書けないから他のことさせてください』がまかり通らないこともあるわけじゃないですか。僕もそんなに頻繁に書けない時期があったら1年も続かなかっただろうし、企業やクライアントにも申し訳ない話です。ですから長くライターを続けていく上で、いかに記事を書き上げ続けるか。重要ですよね。

…で、今日の本題。

今ネタがないからこそ思いついた記事ネタ『ネタがない時にやったごまかし戦法』をお伝えしたいと思います。はじめに言っておきますが、「ごまかし」と言ってもクオリティを下げるとか手を抜くとかではありません。そのあたりの完成度も踏まえつつ行った僕のワザをお話しさせてください。

【Webライター】ここだけに話す『記事ネタがない時のごまかし戦法』

①体験談を書く

まず1つ目は『体験談を書く』ことです。
これはまだ比較的『軽傷』の方向けです。テーマは思いつかないけれどとりあえず文字には起こせるという方あたりにおすすめの書き方になります。メリットとデメリットを下記にまとめますね。

【体験談のメリット】
◆通常の記事よりも制約が少なめ。比較的自由に書いても良いことがある

◆公の見解(客観的な見解)でなく、ある程度主観(単純に自分が思ったこと)を入れられる

◆自身の体験とかかわりの深いWebサイトであれば、体験談は重要な情報にもなる

【体験談のデメリット】
◆文字すら浮かばない『重症』の人には向いていない

◆普段記事を書いているWebサイトが、自分の体験とかけ離れているものであると書きにくい

こんな感じです。僕は障害者支援のサイトでしたから、自身も発達障害の当事者として体験談を書かせていただきました。

②総集編記事(まとめ記事)を作る

2つ目は『総集編記事(まとめ記事)を作る』です。

『まとめ記事』というといろいろなサイトから記事を収集するイメージがあるので、『総集編』を強調します。

簡単に言うと、これまでに書いた記事の中で、同一のジャンルの記事を選んでまとめて紹介する記事を作る、と言うことです。これもメリットとデメリットを紹介しておきますね。

【総集編記事のメリット】
◆情報収集、調査の手間がほとんどない

◆ほとんどが過去の記事の説明なので、文章を考える負担も少ない

◆『詳細は記事を見てね』で済むので、深堀って説明する必要性も低い

【総集編記事のデメリット】
◆ある程度そのジャンルにおいて幅広く記事を書いている必要がある

◆企業、相手側に重要性を理解してもらう必要がある

◆案内記事なので、その記事そのものの内容は薄くなりがち

こんな感じです。簡単に言えば、『低燃費で書きやすい』ことが最大の特徴です。

③過去の記事の解説、レスポンス記事を書く

3つ目は『過去の記事の解説、レスポンス記事を書く』ことです。

これは先の2つに比べるとちょっと難易度が高めかと思います。というのは過去記事の投稿時から自身や企業が成長や変化をしていないと書きにくいものだからです。

分かりやすく例を挙げてみましょう。僕はこれを体験談で数種類書いていました。

①自身の仕事の継続状況(1ケ月目、3ヶ月目、半年、9カ月目…)

②精神科系の服薬状況(卒薬に向けての動きを都度伝える)

この2つをメインに書いていました。また、解説記事で言うと、『この記事でお伝えしたことは実はこういう意味であって…』というような、さらに深堀りしてお伝えする感じになります。

メリットとしては記事として完成度を高くしやすいことです。デメリットはある程度継続して書いている方に限定されることと、自身で過去記事について理解を深めておく必要があることになります。

④「ネタがないこと」について記事を書く

4つ目は『「ネタがないこと」について記事を書く』ことです。

最終手段です。しかもライティング自体がWebサイトのテーマになっていないと成立しない技にはなります。そうして限定した場面でしか使えない技ですが、もし当てはまるのであれば使わないに越したことはありません。

この記事もそうですけど、『ネタがない』ことについてでもここまで広げられるものです。ずるい技かもしれませんけど、『あるものは使え』です。その時に浮かんだ感情や状況でしか書けないこともある思います。

もしライティングに関してなどこういったテーマも書ける環境で働いている場合は、思い切って使ってみる手も『アリ』だと思っているのです。

記事ネタがないと悩むあなたにはこちらの記事もおすすめ

今回のようにライターって、ずっとアウトプットするのが仕事ですから、疲れますよね。そんなときにはこちらの記事『【ライティングスキル】アウトプット継続の為にしている習慣TOP3』も参考になるかもしれません。今の事態を打開するヒントになりましたら、僕はすごくうれしいです。

おわりに

どうでしたか。
使えそうな戦法、ありましたでしょうか。

今回は常にテーマや求められるネタが変わることもある、『記事単位で受注して書くライターさん』には向いていない技かもしれません。ただもし継続して一つの案件を受けて書いている場合は、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

そして企業に勤めてライターをされている方。仮にどんなに自分が関心のあるテーマを書いていても、『ないときはない』ですよね。そんな中でも続けられればベストですよね。ですから『書くことないなあ…しんどいなあ…』というときはぜひ冒頭でもお伝えしたこちらの記事の方法と併せて取り組んでみてください。

一緒に頑張っていきましょう。

【セットで読むと良いかも】



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