『マッサージ』からHSPの感受性、共感力のメリットを分析してみた

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こんにちは。フリーライターの林谷です。こちらのHSP診断テスト127点(非常に強い)でした。20問前後の診断テストでも、9割は該当します。

今日はそんな僕が持っているHSPのメリットを『マッサージ』の観点から紐解いていこうというテーマになります。


マッサージが上手いと言われる

良く僕は、腰痛や頭痛・肩こりがひどいので、マッサージに行きます。同時に素人ではありますが、他人にマッサージをしてあげることも多いです。『どうしてそこが凝っているのが分かるの?』とよく驚かれます。

ここが、今回のHSPのメリットに通ずるところです。

『マッサージ』から紐解く、HSPの感受性・共感力のメリット

①受けた感覚を記憶できる

1つ目は、『受けた感覚を記憶できる』ことです。

僕がどうして他人の凝りポイントを見つけたのかというと、自分の凝りポイントと同じであったからです。自分の時にどういう凝り方をしていて、どうマッサージしてもらったか。それを肌感覚で覚えていることがあるのです。ですから自分とは違う凝り方をしている人は、全く分からわからなかったりします。

このポイントは、HSPの『感受性の強さ』が影響していると考えています。受け方が大きいからこそ、強く記憶できるわけですから。

②自分の感覚と他人の感覚を照合できる

2つ目は『自分の感覚と他人の感覚を照合できる』ことです。

これだけ聞くと意味が分からない方もいるかもしれません。マッサージに例えると、自分がマッサージ師の方に触れてもらったとき、『ここ凝っているな』という感覚と、自分でマッサージをするときに『ここ凝っているな』と言う感覚を照らし合わせられるということです。

これは余談ですが、僕が受けたマッサージ師さんの話では、自身も腰痛や肩こりを持つという方が多いみたいです。自分の痛みが分かるからこそ、ケアの仕方も分かるということでしょうか。

この感覚は、HSPの『共感性の強さ=共感力』が関わっているのではと考えています。

③受けた感覚そのままを『ギブ』に反映させられる

3つ目は『受けた感覚そのままを『ギブ』に反映させられる』ことです。
これもマッサージに例えて説明していきます。僕は今回『マッサージを受けること』と『他人にマッサージしてあげること』を共通しているものとしてお話ししています。でもこれ、言ってしまえば『される』と『する』は違うことじゃないか。と言われてしまえば、それまでのことです。

ただ、この2つをリンクさせられる、つなげられるのが、HSPの気質の影響なのかなと感じているのです。受けた感覚そのままを『ギブ』に移すことができる。これをより正確に行いやすいのが、HSPの気質のメリットなのではと考えています。

このHSPのメリットは、様々な場面に活かせる可能性がある

芸術や表現、日常でのコミュニケーションにも活かされる

今回は僕がマッサージが得意だよ、と言う話をしたいわけではありません。このような『自分がインプットした感覚を、リアルに近い形でアウトプットできる』ということを他の物事に置き換えられないかということをお話ししたかったのです。『感覚のコピー&ペースト』ともいえるかもしれません。

例えば芸術関連で、『うわあ!いい絵だなあ』と感動した感覚を、自分の表現に表すことができたり。ドラマでひどく感動した感覚を、音楽や作詞に置き換えてみたり。そのような芸術表現だけでなく、普段のコミュニケーーションでも『自分が言われて心地よかったことを話そう』という気持ちを持ちやすくなるなども共通しているかなと思っています。

だからこそ、ひどく傷ついたことを他人にも当てはめて話しかけられなくなってしまう苦しさも持ってしまうことがあるのではないでしょうか。『自分も辛かったから、これは他の人にとっても辛いかもしれない…』と、あくまで自分の感覚を基準に反映させようとするので、他者との感覚の違いなどには注意していかなくてはならないポイントと言えるでしょう。

思いやり』と『重いやり』の分別を身につける。僕もまだ修行中の身です。


HSP気質のメリットを感じてほしい

今回お伝えした一番の理由は、HSP気質によって疲れやすかったり、苦しい思いをしてきたりして、『自分の持つHSPを恨んでいないかな…?』という心配から記事を書いてみようかな、お伝えしたいなと考えました。

メリットを知ったところで辛い部分が緩和されるケースは少ないですが、良さを知ることで『辛さを感じにくい環境を考える』ヒントにはなるのではないか。自分ももしかしたら受けた感覚をよりリアルに表現できる力があるかもしれない。そんな希望を持つきっかけになれたらいいな、と考えています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回はたまたま僕が得意だった『マッサージ』に例えてHSP気質を分析してみました。今回お伝えした3つのポイント

①受けた感覚を記憶できる

②自分の感覚と他人の感覚を照合できる

③受けた感覚そのままを『ギブ』に反映させられる

この3つを普段の自分の生活の中に置き換えてみてください。①や②で止まっているものがあれば、③まで行うことでさらに自分に自信を持つこと、成長にもつながるかもしれません。


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