HSP気質を活かす為、メンタル心理カウンセラー資格を取った件


こんにちは。
フリーライターの林谷です。

今日は僕が取った『カウンセラー』の資格についてお話しします。

【HSP気質が原因?】カウンセラーの資格を学ぼうとした理由

実は、将来の夢が『少年相談員』だった

僕は20歳の時に、警察官になりました。僕がなぜ警察官になりたかったかというと、『少年相談員』を目指していたからです。何か刑事さんになりたいとか、白バイに乗りたいとか、そういうものは持っていませんでした。

過去に自分がいじめられていた経験をもとに、同じ境遇の子どもたちの苦しみを聞いてあげたかったのです(僕の経歴については詳しくはこちらの記事で紹介しています)。

…がしかし、後に『少年相談員』というポジションは当時警察にはなく、県や市など地方自治体にあるお仕事でした。そのころはまだインターネットなどもなかったので、情報を得ることができなかったこともあるでしょう。

ただ、警察に入ったからにはその中で自分の目標に近づこうではないか…ということで少年犯罪を扱う仕事を希望しながら頑張って来ました。しかし『相談する』以外のスキルで足りない部分が多すぎて、最終的には警察を辞めることになったのです。ここでまず、『少年相談』の道はいったん諦めることとなります。


昔から、相談を受けることが多かった

僕はよく、学生時代から知人や友人から相談を受けることが多いタイプでした。HSPの気質なのか、『聞いてくれそう』と思われるようです(僕の持つHSPについてはこちらをご覧ください)。出かけていても『道を案内してくれ』とよく聞かれます(さすがにスリランカの方から英語で聞かれたときは参りましたが…)

僕自身も『困っている人を見過ごせない』部分を自覚してまして、誰かの面倒を見たり、世話を焼いたりすることは好きなんです。『自分を犠牲にしてでも他人のために動く』と2人の知人から言われたこともあります。僕はそこまで『自分を犠牲にしている』感覚はありませんが、周りからはそう見えるようです。

そのため、コミュニケ―ションが苦手とされるASD(自閉症スペクトラム)の特性を持ちながらも、対立した関係の間に入って話しを聞くというポジションも多かったです(挟まれやすいと言い換えることもできる)。

雑談や、自分から何か話すというのはダメなんですけど、相談を受けてそれに応じた返答をする、ことは不思議とスムーズにできたりします。知らずと『ストライク』なところを言っているようなのです。僕はあまり自覚はないですが、もともと他人の悩みでひどく落ち込むくらい同調してしまうことがあるので、そういう意味で共感できる部分があるからかなと感じています。

これまでの経験を思い出し、こういった特性を形にしたいと思っていた部分があったのです。


義母の話から、『勉強してみよう』と決めた

僕は今妻と二人暮らしですが、その妻づてで、義母から『カウンセラーに向いているんじゃないかな』と言われたことがあります。どうも僕にはやっぱり何か聞いてくれそうな気がする』感じが出ているようです。本当に自覚はないのですが、それならトライしてみようかなとカウンセラーの資格について調べてみたのです。

基礎知識を学びたいと思った

『カウンセラーになるぞ!』と意気込んで受けた…とは少し違うかもしれません。知識として身につけておきたい、というのが一番の理由でした。自分の経験として類似した知識はありますが、あくまでも『専門知識』として改めて学んでおきたいという意思があったのです。

取得したカウンセラーの資格

メンタル心理カウンセラー

取得した資格の一つがメンタル心理カウンセラー』です。臨床心理士とは異なり民間の資格ではありますが、知識として得るという分には十分だと思い取得することにしました。学んだ内容は主に
メンタル心理カウンセラーの基礎知識、心理的ストレスによる症状、心理的ストレスが招く特徴的症状、心理的ストレスの主な原因、回復するための治療法、治療に関して知っておくこと、外部的治療法、内部的治療法

このようになっています。半分以上は自分のうつ体験の時に身を持って学んでいるものでしたから、勉強もスムーズに進んだことを覚えています。

日本メディカル心理セラピー協会 メンタル心理カウンセラー資格認定証

メンタル心理インストラクター

もう一つ取った資格が『メンタル心理インストラクター』です。基本的にはカウンセラーに近い資格ではありますが、主な学習項目としては

メンタル心理インストラクターの基礎知識、家族と共に治療する、クライアントと家族の関係性、適度なサポート、社会復帰に向けて、予防のための生活改善、社会復帰を助ける支援制度

これらの項目を学んだうえで感じたのは、うつ病などの患者の方をサポートする家族や医療機関との連携など、支援する立場の方との関係性についての項目が合ったことが印象的でした。
日本インストラクター技術協会 メンタル心理インストラクター認定証


カウンセラーの資格はどうやって勉強した?

では僕がどのようにして学んだのか、勉強した時の状況についてまとめました。

カウンセラー資格の学習状況

学習方法:在宅学習、学習内容を郵送する

学習期間:2カ月・実質1週間
※項目ごとに郵送し、その返答を持って次の項目分を送付する形なので、1週間で終了して返送を待って次のものを送る…ということをしていました。

学習費用:10万円程度
※証書などを除くと8万円ほどでした。

認定試験:会場で受けるのが基本だが、在宅で受験も可。僕は在宅で受けました。

こんな感じでした。在宅なので、自分のペースでできるところが良かったです。『自分も資格を取りたい!』という方は上の参考リンクか、他にも沢山の資格を学べるサイトが多くあるので、ぜひ検索してみてください。下記にもいくつかサイトを掲載しておきますね。


カウンセラーの資格をどう活かしたい?

カウンセラーとしての開業は考えていない

まず『カウンセラーとして開業したい』という気持ちは、今はないです。そうなると経営面や実績面も関わってきますから、今すぐと言うのは無理だからです。また、やはり臨床心理士などの資格と比較すると見劣りしてしまう部分もあるかもしれないためです(臨床心理士を取るには、大学を卒業する必要がある)。

一度医療機関などの雇用を受けてトライしようと求人を探したりもしましたが、現在は考えていません。

自分の『文章力』と合わせて、読者に耳を傾けるブログを作りたい

HSPは共感することが得意とされている気質になります。僕は記事を書いていて、いい調子の時は『読み手が自分に憑依している』と感じるほどです。そんな自分の特性を活かして、少しでも悩んでいる方の思いを汲んだブログを書いていこう、お伝えしていこう。

これが今僕が出している『カウンセラー資格の活かし方』の答えです。

おわりに

いかがでしたか。

一番の理由は、自分が持っている共感性や思慮深さを『スキル』として形にしたかったことかもしれません。それまでは『ただ良く相談される人』でしたけど、それが専門知識も学んでいる『カウンセラー』と意識するだけで、僕自身もメンタルヘルスには注意しなければと気を引き締めるきっかけにもなりました。

興味がありましたら、ぜひトライしてみてください。



【セットで読むと良いかも】

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