過去の失敗談を並べてみたら、うまくいかない理由は○○と知った件

「あれ」以外は、僕は間違っていないんです

フリーライターの林谷です。
魂だけはブログに置いてきました。

今日のテーマは「発達障害」「HSP」「ライティング」など明確なジャンルとして区分けにくい話です。ただ、生きていく上で共通して悩んでいる方が多いのではと思う『なぜかうまくいないこと』について話していきたいと思います。

人生いつも失敗。うまくいかない理由が分からない

具体的に『何ができない』という悩みではなく、むしろしっかりやっている

まずはじめにお伝えしておきたいことは、今回の話は『明らかに何かができないことでうまくいかない』ことへの解決策ではありません。

例えば僕で言えば車の運転ができないとか、電話対応が苦手とか…そのような問題に関して今回は触れません。ごめんなさい。

ではどんな悩みに対しての解決策かと言うと、『やるべきことをしっかりやっているのに、うまくいかない』『うまくいかない理由が、さっぱり分からない』という悩みに対してのアプローチです。

僕も今回会社(障害者支援事業のWebライター)を辞めて、『どうしてこんなにもうまくいかないのか』ということを改めて考えてみました。決して仕事ができなくて苦しかったわけではなく、一定レベルの成果は出せていたはずです。

これまでの仕事でうまくいかなかったのも、本当に仕事ができなくて悩んでいたのは警察時代、車の運転ができなくて悩んでいたくらいです。他は少なくとも「最低限」はできていたと思います(昇任にやる気が出なかったのも、車の運転をしないといけなかったからです)。

そうしてしっかりやっているはずなのに、上手くいっているなという感触を一度も感じたことがありません。

自分の失敗談を並べて検証してみた

さらには今また無職になり、『どうして社会貢献できないんだ』『どうして僕には実力がないんだ』と責める始末。そこでふと僕は散歩をしながら『これまでの失敗談』について思い返してみました。その結果ある『共通点』が見えてきたのです。

では、今回はその僕の「失敗談」をいくつか紹介したのち、うまくいかない原因についてお話ししていきましょう。

失敗談から「うまくいかない理由」について検証してみた

失敗談1:高校時代、剣道部のキャプテンで部員全員にボイコットされる

高校時代、僕は剣道部の部長として在籍していました。とにかく自分が信じたものに関しては、『一番にならないと気が済まない」ということで、ありとあらゆる作戦を立てました。

【林谷の戦術】

◆自身含め部員全員の特徴や戦力分析(表にしていました)

◆賞味3時間の練習メニューの作成(全部僕が作っていました)

◆試合メンバーはやる気のない2年を外し、戦力のある積極的な1年を採用した(めっちゃ2年からは不満がられました)

…こんなことをしたら、部員全員が来なくなりました。その後練習メニューを調整したり、週に1回休みを設けたり、部員と話し合ったりして何とか元の状態に戻りました。

結果として高校最後の地区大会で、うちの高校では何十年ぶりか(らしい)1回戦勝利につなげることはできました…が、僕の求めている成功とは大きく違うものでした。上手くいかなかった原因については下記の通りです。

【うまくいかなかった理由】

そもそも」公立高校であって、強豪校と比較したら高い意識を持って入部している人は少ない。

頑張るべき場所が違う。自分の選ぶ高校が違う

失敗談2:障害者雇用の事務職で、自分の努力が理解されなかった

僕は警察を退職後およそ4年のリハビリと就職活動を経て、障害者雇用として民間企業に再就職が決まりました。自分を拾ってくれた会社であるから、恩返しをしたいという気持ちに溢れていたことを今でも覚えています。

当時は特に障害者雇用の「市民権」がないと痛感していたので、『障害者は“置物”じゃない。企業の利益を上げる行為ができる』と思い何とか周囲の意識を変えたい、そう思って努力していたのです。

【林谷の戦術】

◆具体的な目標を打ち出し、それを達成する(ここでは半年分遅れていた書類の流れを、正規のペースに戻す)

◆他の障害者雇用にも活きる道があることを示す

◆一般雇用からも尊敬されるような人物を目指す

正直、ある程度上の作戦は達成しました。書類の流れは戻せたし、他部署に仕事を教える立場になれましたし、現についてきてくれる障害者雇用の方もいました。それでも、『そこまで頑張る必要はない』という雰囲気を出されるほうが多かったのです。さらには『そこまで生き急いでどうするの?』と言われる始末。

僕は成果を残して、新しい前例を作りたかっただけなのですが、周囲には理解されませんでした。『頑張らなければ怒られる、頑張れば恨まれる』という嫌なスパイラルに悩んだのを覚えています。

僕って歓迎されていないんだな…そう思って会社を去りました。

【うまくいかなかった理由】

①「そもそも」、既に組織体制や役割分担が整っている企業で改革をしようとする行為が違う。

②与えられている仕事自体が、企業の利益には関係の薄い仕事であるため、その中で努力しても評価には限界がある

職場の選び方が違う。活かす環境が違う

失敗談3:婚活パーティー、お見合いパーティーでモテなかった

今の妻と出会う前は、とにかく『モテない自分』が憎くて仕方がありませんでした。多い時は週2くらいで婚活パーティーやランチ会に申し込んでは、ばっちり決めて臨んだものです。お金もかなり、かけました。

【林谷の戦術】

◆自分がどのような人間なのかを明確に伝える(プロフは完璧に書く)

◆話し下手なところを直し、雑談などもできるようにした。相手の趣味を聞き出して、話しやすくさせる工夫もした

◆清潔感のある服装や恰好を心がけた

…こういったことをしても、僕は全くモテませんでした。プロフあたりは若干やり過ぎでしたが、それでも全くモテないというのは「ない」んじゃない?と思っていました。

これは本当に申し訳ないんですけど、僕がお気に入りだった女性がスーツ姿の七三分けのおじさんの方についていくのを見て、『どうして俺があいつなんかに負けたんだ…』と思っていました。ごめんなさい。

【うまくいかなかった理由】

そもそも」そのパーティーに来る女性がどんな年齢層で、どんな男性を求めているかを考えないで参加していたこと。その場での立ち回り方以前の問題。

出会いの求め方が違う。出会う手段自体が違う

失敗談から分かるうまくいかない理由は『“選択”の仕方』にある

自分から「負け試合」を選んでいた可能性がある

全ての上手くいかなかった理由に「そもそも」を入れたのには理由があります。

僕がやってきたプロセスや戦術自体には、間違いはないと思うんです。決して手を抜いてきたわけではないし、剣道部の大会など「ある程度までは」結果を出せたものもありました。でも自分が満足できるような「成功」にはならなかった。これはどうしてか。そう考えました。

答えは“そもそも”の『選択の仕方』が原因だと気づいたのです。

例えていうなら「ものすごいリフティングの上手い人」が、「どうしてプロ野球選手になれないのか…」って悩む感じに近いと思います。

リフティングはサッカーの技術ですから、足の細やかな操作は野球のルールの中では活かせないですよね。そんな間違え方を僕はずっと、してきているのかなと感じたのです。

だからこそ僕は今後のライフスタイルはこの『選択』にもっと力を入れようと思いました。

仕事がなくなったから次の職場を探す…ではなくて、そもそも『雇用を受ける』と言う選択が自分に合っているのかどうか。

自分がどのような人間か曖昧な状態のまま新しい環境に行っても、どう中で頑張っても評価には限界があるのではないか(ニーズと大きくずれる)。

だからこそ自分を受け入れる環境をしっかりと見極めて、選択することが大切なのではないか、そう思っているのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

上手くいかない理由が分からない。そんな人、多いと思うんです。僕もそうでしたけど、その場でどう立ち回るかという工夫はすごくしてきました。

こんなに頑張ってきているのにどうして結果が出ないんだろう、どうして周りから白い目で見られるんだろう…その理由が見えずに深く悩んだものでした。

いや、理由は知っていながらも『そんな環境や条件はない。自分で何とかすればいい』と諦めていたのかもしれません。ある意味これは「おごり(驕り)」だったかもしれません。

ただし今回ライターの仕事を辞めて『何か違う。根本を見直さないと変わらない』とどこかで思うことが増えてきたのです。今、「選び方」ってすごく大切かも、という思いは日に日に強くなっています。

そんなこともあって、今はこちらの記事のようにギフテッドなのかどうかを検証したり、このようなブログ運営を取り組んでみたりトライしています。

もしあなたも『頑張っていて、特に問題もないのにうまくいかない』ということがありましたら、ぜひ『そもそもの選択の仕方が間違っていないかどうか』見直してみてはいかがでしょうか。


【セットで読むと良いかも】



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