仕事に『感情』はいる?いらない?どっちなんだろう??
こんにちは。フリーライターの林谷です。
今日のテーマは『HSP』の『仕事と感情の関係』について話したいと思います。
『仕事に感情論は不要だ』という声を聴くこともあります。しかし、そう言いながらも個人的感情によって振り回されている人たちが多い現状も見たりする。一体何なんだろう…?答えは何なんだろうと迷うことがあるのです。
HSPにとって感情エネルギーは疲労の元になりやすい…
感情エネルギーは疲労の最大の要因
僕はHSPの気質を強く持っています(詳しくはこちらをご覧ください)。そのため他人の感情にひどく敏感で、知らず知らずのうちに振り回されては疲れ果てている…そんなことが何度となくありました。ほんと、どうしたらいいか教えてもらいたいくらいです。
HSP気質が強い僕にとって、感情エネルギーは疲労を受けやすい最大の要因です。自分は全く関わっていない社員間のトラブルの状況が目に入って、それだけでうつ症状になったこともありました。結構信じてもらいにくいんですけど、両者の間に『黒い闇のオーラ』が見えるんです。
ちなみに僕は中二病ではありません。ただホントに見えるというか、『感じる』ことがあってそのたび具合が悪くなるのは、勘弁してほしい気持ちになります…
仕事と感情に関することで、両極端の職場を経験した
このように感情に関することに関しては非常に体制が弱い僕ですが、これまで勤めた3つの職場のうち、2つの職場で『両極端のケース』を経験しているのです。両極端とは
◆感情まみれで、全くコントロールを利かせていない職場
◆感情が全くなく、すべて機械的な対応をする職場(人)
この2つを経験してきたのです。これまでに努めてきた職場について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
①感情まみれで、全くコントロールを利かせていない職場
これは2か所目の職場で、民間企業の事務職、障害者雇用として勤務していた時の話です。
ここでは女性のパート社員同士が良く分からない争いをしていて、『仕事』という領地争いをずっとやっていました。戦うことが生きがいなのかと言うくらいです。
個人的感情で動いているから、実際には協力した方が効率が上がることでも頼まず、触られないように仕事を隠しちゃったり…(社内派閥の争いについてはこちらをご覧ください)。
そういった無駄な負の感情がオフィス内に渦巻いていることで、僕は『感情』そのものに対し嫌悪感すら持っていたほどです。『感情に汚染されている…!!』くらいに息苦しかったことを覚えています。
これにより『仕事に感情はいらない!ワーキングマシーンでいい!』と思うほど気持ちは高まっていました。
今から思えば、当時の僕は相当な感情エネルギーに追い込まれていたのかもしれません。
このような体験からも、『仕事に感情は要らない!!』と心に決め、会社を辞めて次の職場を探すことにしたのです。
②感情が全くなく、すべて機械的な対応をする職場(人)
次に勤めた3つ目の職場は、テレワークでのライターのお仕事でした。テレワークはやり取りがチャットなど『文字』のやり取りメインになりますから、比較的冷淡に感じやすい傾向はあります。
しかし、そんなことを抜きにしてもここで相手をしていた上司には、全く感情がないのです。さらに『辛い』と言ってもその言葉をスルーして返答するなど、こちらの感情も受け止めようとしない。まるでAIチャットとやり取りしているのかなと感じたほどでした(この方は、感情表現が苦手なケースが多いASDを持ってはいません。ちなみに僕はASDも持っています。そんな僕でも相手に感情がないことを感じられるほどです)。
『仕事に感情は要らない!!』
こんなことを就職前に念じていた自分への罰なのか、『感情』が通わないことでこんなにも苦しいことがあるのだと、この職場で初めて感じました。
結果、仕事に感情は必要なのか、それでもいらないのか…?
いるのか、いらないのかの議論自体が『いらない』けれど…
このような両極端の環境を経験したことで、僕は『どっちがいいのかわからない…』という状態になりました。
…分かります。『バランスだ』と。『どっちか一方なんて決められない』と。
今は両極端の状態を見せられているので、少し迷っているだけなのだと思います。無感情、感情暴走、どっちに直面しても辛い。僕が今わかっているのはそれだけです。
感情との向き合い方はどうする?
ただ、そうなると今後仕事をしていく中で、どう『感情』と向き合っていけばよいのかという課題が出てきます。自分の感情だけでなく、他人の感情に関しても同様です。
これがHSPでなければ、他人の感情といい距離感を保てるのかもしれませんが、HSPの僕はいつの間にか相手の感情とリンクすることになります。まるでiPodやiPhoneのように、すぐに同期し始めるんです。
よくHSPの対処法に『他人との境界を決める』と書かれていますが、あれどうやってやるんですかね?未だに分からないです。だって『自動リンク』ですから。決めたところで意識していないところで入られたら『終わり』になってしまいます。
まあ、そんな愚痴はいいとして、『向き合い方をどうするか』これを考えるのがこれからの自分の課題です。
今、一つだけ出ている答えがある
見出しの通り、今一つだけ出ている答えがあります。それは『正しい判断や感情を持てるよう、常に心身の状態を整えておく』ことです。心身が辛い時は感情ダメージの耐性も弱いですし、適切な判断をしにくいことがありました。ですから常に安定した状態で接することで、受けるダメージを少なくすること。
それが今僕が描いている『感情との向き合い方』の答えです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は対処法、というよりは問題や愚痴ばかりをお伝えしたのみになってしまいました。読んでくださった方の中には『消化不良』を感じてしまった方もいるかもしれません。ごめんなさい。
こういった現在位置の自分も『時々』お伝えします。もし今回の『職場での感情のあり方』『感情エネルギーとの向き合い方』のコツを知っています!と言う方がいましたら、ぜひこちらのTwitterアカウントまでDMにて教えてください。参考とさせていただきます。
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