後輩の初心者Webライターにテレワークで記事作成をどう教えた?

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林谷です。今日は「ライティング」についてお話しします。

僕は前職の障害者支援サイトで、ライターをしていました。1年間記事を書き続けてきた中、後輩のライターが入ってきたこともありました。そんな時に僕が記事の書き方について、アドバイスしたことがあります。

今日は、その時の話です。

初心者ライターは、本文を書くだけでも大変…

何について書けばよいのか見当もつきにくい

僕も入社当初は、何について書けばよいのか見当がつきませんでした。勤務先は障害者支援サイトでしたから、同じ当事者として障害を持つ人に向けて情報を発信すればよいわけです。

しかし記事としては思いつきやすいものですが、自分の表現が企業の求めるものなのかとか色々考えてしまって、結局何も浮かばないということもあったのです。

後輩にこの苦労をさせないために、記事のテーマを提供した

このような苦労を後輩にさせたくなかったので、僕は上司に『記事テーマを指示付きで提供させてほしい』とお願いしてアドバイスする役を買って出ました。

さて、このとき僕は後輩の初心者ライターに、チャットツールで上司を経由してお願いしています。したがって口頭での説明はなく、書面のみで指示をすることになりました。

今回は提供したそのままをお見せすることはできないので、ポイントが分かるよう、特別に僕のブログ記事『【ライティング】ブログが続かない人のための処方箋4つ』をもとに一部抜粋して、仮の「指示書」を作ってみました。

後輩の初心者Webライターに伝えた記事の書き方『指示書の手引き』


では、早速『指示書』をご覧ください

【提供テーマ:指示書】

今回は分かりやすく太字、配色など装飾をしていますが、実際には装飾はしていません。

タイトル:【ライティング】ブログが続かない人のための処方箋4つ
※<h2>など、タグはいじらないでください。ワードのファイル名は、上記のタイトルにしてください。

<h2>ブログやライティングって続かない…</h2>
<h3>ブログを始めても、すぐに飽きてしまう</h3>
※ブログを始めてもすぐ放置してしまうような具体的な物事を書いてください(更新が面倒になって放置してしまう…など)

<h3>ライティングの仕事は、アウトプットの継続が必須</h3>
※『ライティングを仕事としたときに、アウトプットを続けていくことが大切になる』という内容を書いてください。『SEO』などWebライターの仕事の厳しい一面があると良いです。SEOについてはhttps://seolaboratory.jp/94962/を調べてみてください。自分のライター経験などを織り交ぜるとベストです。

<h3>ブログの広告収入も、継続した更新が求められる</h3>
※ここはライター業務ではなく、ブログ運営に関する『広告収入』について記載してください。広告収入を得るメリットと難しさ、代表的な収益を得る手段などもあると良いでしょう。ひとつはグーグルアドセンスなど上げると良いでしょう。

https://www.google.com/intl/ja_jp/adsense/start/こちらを参考として、下記に参考リンクとして掲載してください。他にも収益に関する外部サイトがありましたら1つくらい参考リンクとして追加してください。

参考リンクの形式は、下記の形です。タグはURLとサイト名以外のところは触らないでください。

参考:<a href="https://www.google.com/intl/ja_jp/adsense/start/">Google AdSense - ウェブサイトを収益化</a>

<h2>記事を書き続けるコツを知りたい!</h2>
※のちの記事を書くコツに続く、誘導となる文章を3~4行程度にまとめて書いてください。『記事を書きたいですよね~…ではコツを4つお話しします』という流れ。

<h2>【ライティング】ブログが続かない時の4つの処方箋</h2>
<h3>①日常ブログは書きにくい。テーマを絞ろう</h3>
<h4>日常ブログはジャンルが広すぎて書きにくい</h4>

<h4>日常ブログでもOKなのは、有名人のみ</h4>

<h3>②自分の思いを形にする習慣をつけよう</h3>
<h4>一言メモなどから始めてもOK</h4>

<h4>周囲の事情を意識しすぎると、何も浮かばなくなる</h4>

<h3>③SNSなどでシェアして、沢山の反応を受けてみよう</h3>
<h4>ルールを守ってやり取りするのは良いこと</h4>

<h3>④どんな人に向けた記事にするか、ターゲットを決めておこう</h3>
<h4>ひとつの記事で色んな人向けに書くと、内容があやふやになりやすい</h4>

<h4>網羅できなかった対象は別の記事にして書いてもOK</h4>

<h2>何よりもブログ更新を楽しみ続けることが大切</h2>
<h3>義務で行うことには限界がある</h3>
※ブログを楽しんで書くことが一番の続けるコツであることを記載してください

<h2>おわりに</h2>
※以降、この記事の締めとなる文章を記載しましょう。

※作成のポイント(以降、投稿時は削除してください)※

メインキーワード:○○ □□

サブキーワード:■■ ○○

ターゲット:ブログを始めたいけれど、続けられるかどうか不安な方 または ブログを始めるけれどすぐにやめてしまう方

内容が分からないときは…
ブログ 続かないブログ 書く コツ などで検索すると分かりやすいです。

書いていくなかで覚えていけるので、安心してくださいね。

このような感じで書面を渡し、記事を書いてもらうようにお願いをしました。実際には、女性の障害を持つ方に向けての案内記事だったと思います。

初心者ライターへの『記事の書き方指示書』解説ポイント

①予めタイトル・キーワード・見出しをこちら決め、最初は本文の記載のみやってもらう

僕が初めて障害者支援サイトの記事を書いたときもそうでしたが、はじめは本文のみ書いてもらうだけでも大変な作業です。

そのためまず『本文を書くことに慣れてもらう』意味合いも込めて初めから

・タイトル

・キーワード

・見出し(タグも含む)

この3点はこちらで指定し、後輩にはそれに沿って書いてもらう形を取りました。

②項目で書いてもらいたい文面の全体像を伝える

見出しの下の『』で始まる赤文字の文面は、どんな文章を書いてもらいたいか大まかなイメージを伝えています。これにより、全く白紙の時と比べてニーズに沿った文章が書けると考えたからです。

③文末にアドバイスをつける

『おわりに』のあとの『※作成のポイント(以降、投稿時は削除してください)※』以降の文章は、記事の内容ではなく後輩に伝えるアドバイス部分になります。内容は

・どんなキーワードで書かれる記事なのか

・この記事を読んでもらいたい人はどんな人なのか

・行き詰った時や分からない時はどんな検索をすれば分かりやすいか

このようなことを実際にもアドバイスしました。どんな人に向けて書くのかイメージを浮かべた方が書きやすいからです。

初心者ライターの記事が公開された時、自分で書いた時と違う喜びがあった

実際に伝えた「指示書」にあっては、バランスの取れたかつ僕では表現できない良い記事になっていました。人に教えたものが記事になったのを見た時、自分で書いた時とはまた違う喜びを感じました。

『ああ…伝えたことが形になったんだな』といった感じです。

おわりに

いかがでしたか。

このブログでは、ライティングに関する様々な記事を書いています(他、発達障害やHSPについて記事を書いています)。こちらの『ジャンル:ライティング』からライティングに関する記事を見ることができますので、ぜひご覧になってください。

【セットで読むと良いかも】



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