TVのニュースを見るとストレスになり、辛い
こんにちは。フリーライターの林谷です。
今回のテーマはそのHSP特性ゆえに辛いことの一つ、『ニュース』についてです(新型コロナウィルス関連ニュースについては、別途こちらの記事で紹介しています)。TVのニュースを見ていると、『どこで何の事件があった』『誰と誰がトラブルになっている』『政治家の不正行為が…』など、良くないニュースが嫌でも入ってきます。これを見ていて、僕は具合が悪くなってしまうことがあるのです。
【HSP】どうしてTVのニュースが辛いのか?
HSP気質が強い僕がTVのニュースを見ているとどうして辛いのか、ポイントとして3つ紹介していきます。
①自分で情報を選べない
1つ目は、『自分で情報を選べない』ことです。
毎日TVから流れるのが、自分にとって心地よいものだけであれば最高です。しかし、そんなことはまずありません。離れた県の殺人事件や、あおり運転などの交通トラブルなど、僕にとってネガティブな情報の方が多いです。正直このようなニュースは、見たくありません。理由は、
◆見たところで自分で解決・介入できるものが少ない
◆ネガティブな心情や状態を受けて気持ち悪くなる
◆目の前の自分の生活が見えなくなる
このようなことがあるからです。悲しいニュースを見ても、辛くなるだけです。報道の対象となる当事者の心情とリンクしてしまい不安が高まってしまいます。
②情報を得るタイミングを選べない
2つ目は『情報を得るタイミングを選べない』ことです。
自分で準備して『さあ、見るぞ』と構えて得る情報であれば、まだネガティブなものであっても見ることができます。そのダメージもまだ少ないです。しかしTVのニュースは、自分のタイミングで流れるわけではありません。決まった時間に放送されます。ですから自分が『今なら情報を得られる』と準備できているとき『だけ』見るということができません。
そんなリスクをしょってまで自分にとって必要なニュースって気象情報くらいで、その他の情報はほぼ自分にとって不要なことが多い感じがします。
③不要な情報が増え、情報過多になってしまう
3つ目は『不要な情報が増え、情報過多になってしまう』ことです。
『いま世間では、タピオカが流行っています』…どうでもいいです。タピオカ自体は特段嫌いというわけではないけれど、街を歩いていていいなと思えば飲みます。
『芸能人の不倫問題』…どうでもいいです。知らなくても僕は生活できますし、その芸能人が友達にいない限り、何の影響もありません。知れば『自分にもそんな悪の心があるのだろうか』と余計な不安を抱くだけです。また、ドロドロした関係を見ると気持ち悪くなってしまいます(詳しくはこちら)。
そういった不要な情報が溜まってしまうとすぐに頭がパンクしてしまいます。僕は情報を受けた時点で『不要だから吸収しない』ということはできません。全て取り入れてから判断するので、一旦は頭に入るんです。
そうしてニュース以外にも日常生活の中で頭の中にわんさか情報がやってくるのに、無差別にいろんな情報が来るのは辛いことなのです。ひどい時はバラエティ番組で時事ネタが出るだけで気持ち悪くなりますから。
【ストレス対策】必要な情報を得るために取組んでいること
では、TVのニュースを見ない代わりにどんな方法で、どうやって必要な情報を見るようにしているか。対策を紹介します。
①TVのニュースは控え、ネットニュースを見る
1つ目は『TVのニュースは控え、ネットニュースを見る』ことです。
メリットは以下の通りです。
◆タイトルやサムネイル画像を見て、自分が見たいニュースだけを選べる
◆いざアクセスして嫌な情報があっても閉じれば解決する
◆視覚情報(文字、写真)のみで音声がないため、ダメージが少ない
◆自分のタイミングでニュースを見ることができる
このようなメリットから、ネットニュースを見るように心がけています。
②SNSを使って情報収集する
2つ目は『SNSを使って情報収集する』ことです。
正直、僕の生活にとって直接的に必要な情報って、SNSくらいで済むことが多いです。友人の近況も知ることができますし、ほぼ自分の身近な関係の方のみですから、交わされる情報も必要なことが多くあります(発達障害、HSPなども含まれる)。
使い方にもよりますが、僕の場合はSNSの方が身近で、生活に必要な情報を受けられることが多いのが現状です。
③具合が悪い時は、情報をシャットアウトする
3つ目は『具合が悪い時は、情報をシャットアウトする』ことです。
普段の生活やニュースなどを見ることで、自分の中に『負の感情』が溜まっていきます。ほとんどが自分から生じたものでなく、他人からの『もらいネガティブ』です。これが溜まることで心身ともに具合が悪くなることがあります。
このように情報の影響で体調を崩した時は、ネットニュースも含め極力情報を吸収しないようにします。ほぼ『無』の状態になって頭を空にしないと回復しません。そのためベッドで横たわりながらゲームをすることや、本を読む、絵を描く、眠るなど『その世界にのめり込めるもの』によって体調を戻します。
ちなみに『何も考えないでボーっとする』はできません。『何も考えない』と言う行為自体がストレスになるからです。
HSPの気質で辛い…そんな方はこちらもチェックしてください
今回のようにHSPは、他の方の気づかない細かなところでもエネルギーを使い、疲れてしまいますよね。そんな気質のために辛い思いをしている…どうしたらいいだろう?と困っている方はぜひ下記の記事も併せて読んでみてください。
おわりに
いかがでしたか。
繊細すぎることで苦しみやすいHSP。傷つくことを訴えても『たかがそれくらいで…』と相手にされないこともありました。当事者でない方から見れば、『アリに触れただけで骨が折れたように痛がっている』ようにでも見えるのでしょうか。
ただ、それでもHSPには良さがあると信じて何とかここまで来ています。
繊細はいつか『千才』にできる。そう信じてこんなロゴまで作っているくらいです。
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辛いけれどみなさん、一緒に頑張りましょう。
今日もお疲れさまでした。林谷でした。
これを読んだ後は少しでも頭を休めてくださいね。
【セットで読むと良いかも】
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