僕は非常に気質が強いHSPを持っています
HSPの診断でも気質が強いと判定され、自身も思い当たることが多い
こんにちは。フリーライターの林谷です。こちらのHSP診断テストでは127点(非常に強い)、またこちらのテスト『Are You Highly Sensitive?』では、全27問中
『空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる』
上記の項目以外は全て該当している生粋のHSPです(このテストでは、うち14問該当しているとHSP傾向があると思われると紹介されています)。自身の経験で思い当たる傾向として
◇赤ちゃんの頃は夕方になっただけで泣く(こんばんは、黄昏HSPです)
◇子どものころ、弟が親に怒られていたのを見て、泣いて止めに行く(辛くなるから)
◇大人になっても周囲の負の感情を吸収して具合が悪くなる
◇周囲の負の感情の様子が明暗のオーラになって感じることがある
◇人から相談を受けることが多い
◇一聞いて十を知り、百のダメージを負う
◇外に出ると、スカウターのように情報収集が始まっている
◇TVのネガティブなニュースを見ると具合が悪くなる(不倫や事件)
◇残酷なものや女性同士のドロドロした争いのドラマなどは見られない
◇アートに深い興味がある。自身もアーティストである(詳しくはこちら)
…こんなところでしょうか。さらに知りたい場合はこちらの記事『【HSPあるある】当事者の僕が『嫌い』『苦手』なものいろいろ』も併せてご覧ください。
HSSとは何だろう?
TwitterやFacebookで、『HSS』というワードを目にするようになった
僕はこのブログで本格的にHSPや発達障害(ASDを持っています。両方持つ僕についてはこちらの記事をご覧ください)について記事を書くことを決めました。
その中でいろんな当事者の方にブログを知ってもらいたいですし、またそのような当事者の声を目にすることで自分とは違う経験や見解も知ることができるかな。そう思ってTwitterやFacebookのグループコミュニティなどにも参加しています。ツイッターのアカウントはこちらです。
その中でHSPのグループのメンバの―方や、アカウントでHSPについて公開している方のプロフィールを見てみると『HSS』というワードを目に知る機会がありました。正直これまでは、あまりHSSの意味や特徴については知らかったのです。HSPの別の言い方なのかな…と思っていたくらい無知なものでした。
HSSとは何か調べてみたところ…
「HSS」で検索して調べてみると『High Sensation Seeking Test』というサイトが見つかりました。
ここではHSSを『刺激追求型HSP』と説明していました。どうやらHSPのような繊細さを持ち合わせながら、自ら刺激のある環境を求めてしまう傾向にある方を指す言葉のようでした。HSPは5人に1人の割合でいるとされていますが、HSSはその中の30%の割合(全人口の6%)と、さらにその人口は少ないと考えられています。
僕はHSSなのか、診断テストを受けてみた
僕もこのような挑戦を多くしているので、もしかしたら刺激追求型のHSSなのかな?と思い上記のHSS診断テストを受けることにしました。テストの質問内容を引用で掲載しますね。興味のある方は一緒に受けてみましょう。
(High Sensation Seeking Test)
□もし安全なら、未知の新しい体験ができる薬をやってみたい。
□会話によってはひどく退屈になる時がある。
□行ったことのある好きな場所にもう一度行くよりも、好きにならないかもしれないけれど知らない場所の方へ行ってみたい。
□スキーやロッククライミング・サーフィンのようなスリルのあるスポーツをやってみたい。
□長い間家にいるとイライラする。
□何もせずにじっと待っているのは嫌い。
□同じ映画を二度見ることはめったにない。
□あまりやったことのないことをするのが楽しい。
□もしなにかめずらしいことを目にしたら、わざわざ寄り道をしてでも確かめに行く。
□毎日同じ人たちと一緒にいると飽きてしまう。
□君のやることは予測がつかないと友人たちに言われる。
□知らない場所を探検するのが好き。
□日課はもたないようにしている。
□強い体験を与えてくれるアートに惹きつけられる。
□気分を高揚させてくれる物質が好き。
□思いもつかないようなことをする友だちのほうが好きだ。
□新しい知らない場所へ行ってみたい。
□もし旅行に行くお金があったら外国へ行きたい。
□探検家になってみたい。
□誰かが性的なジョークを飛ばしたり、性的なことを口にして、みんなが気まずそうに笑うような時でも、自分はそれを楽しいと感じる。
いかがでしたか。『男性なら13項目以上、女性なら11項目以上』該当した場合はHSSである可能性が高いそうです。僕はというと、該当したのは
□会話によってはひどく退屈になる時がある。
→生産性のない話、進展のない話をずっと聞いていると退屈を感じる
□何もせずにじっと待っているのは嫌い。
→この時間何かアクションできれば無駄がないのに、と思いやすい
□君のやることは予測がつかないと友人たちに言われる。
→子供のころ、よく言われていた
この3項目でした。結果、僕は『HSSの気質は強くないHSPであるのかな』と知りました。
HSSのメリット・デメリットを調べてみると…
とはいえ念のためHSSにはどんな特徴があるのか。メリットとデメリットを調べてみました。
(HSSのメリット)
◇共感性が高く人当たりも良いので、周りともうまくコミュニケーションが取れる
◇物事に対して手抜きをしない傾向にある(刺激を求め続ける為)
◇真面目さや取り掛かりのスピード感がある
◇パラレルキャリアなど、複数の仕事を並行して行うバイタリティもある
◇人間関係を広げるのが得意
(HSSのデメリット)
◆もともとは繊細であるため『刺激を受けては引きこもる』の繰り返しになりやすい
◆手抜きをしないゆえ、自分の限度を超えて心身に負担がかかってしまうリスクがある
◆飽きやすく、同じも物事を継続することが苦手
◆転職が多くなりやすい
◆人間関係が続かず、広げてもリセットしてしまうケースも多い
このような特徴があると紹介されていました。上のテストで『自分HSSかも…』と感じた方はぜひ参考として下さい。
おわりに
いかがでしたか。
僕はこの記事を書くまで、HSPにはそんな種類の方もいるんだということを知りませんでした。耳にしていたかもしれませんが、そこまで深く知ろうとしていなかったのかもしれません。しかしこうして自分がどんな人間なのか知る流れの中で、色々な特徴を持つ人がいる、『違い』はたくさんあることを知ることができています。
こうした違いを多く知り、受け入れられるような人間になりたいものです。ですからもっと様々な特徴について学んでみようと思った僕でした。それではまた。
2020.9.24 追記
HSSのように細かい資料はありませんが、HSSのように外交的ではあるけれど、刺激を追求しない「HSE」という気質もあるようです(詳しくはこちら)。僕はどちらかというと、HSEかも知れません。また詳しい情報入り次第お伝えしたいと思います。
【セットで読むと良いかも】
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