【HSP】これはギフテッドの過度激動?自身の五感を図で紹介

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こんにちは。林谷です。
今日は「HSP」についてお話しします。

HSPは、五感が鋭いケースが多い

HSP気質で周囲との『感覚の違い』に悩んできた

HSP』は、繊細な気質として知られる心理学用語です。僕もまたこのHSP気質が強いことで周囲との「感覚の違い」に直面してきました。

感情など気持ちにおいても敏感なことがありますが、さらに「五感」にあっても鋭いことがあります。僕もまた、そうした過敏な感覚に悩む一人です。

他の方が全く気にしないような光や音に対しても不快に感じたり、具合が悪くなってしまうなど起きてしまうため、この感覚に苦労しているHSPの方もいるのではないでしょうか。



五感の鋭さはギフテッドの過度激動「知覚性OE」の可能性もある

過度激動(OE)とは

この五感の鋭さはHSPの特徴でもありますが、同時にギフテッドの「過度激動(OE)」という特徴に該当する可能性があります。まずはこの過度激動について簡単に説明しましょう。

過度激動(OE)とは、神経の感受性が高いギフテッドに見られる現象です。他の人間よりも刺激に対する感じ方が強く現れることをいいます。種類として5種類あるので、下記にまとめました。

◇精神運動性OE
頭の回転が速すぎる、頭が働き過ぎて眠れない など

◇想像性OE
詩的表現を好む、物思いにふける、独創的なアイディアを生み出す など

◇知性OE
物事に対して深く追求しようとする、新しい意味を見出そうとする など

◇感情性OE
他者よりも喜怒哀楽が激しい、自省の念が強い、恐怖心や共感性が強い など

◇知覚性OE
五感の感覚が過敏である、「神経質」と評されることが多い、些細な感覚に不快になることや、反対に感動することがある など

この5種類の特徴から「物事を深く処理する」ということにもつながると考えられています。

このうちの「知覚性OE」の可能性もある

僕の五感は、この『知覚性OE』かも知れない…と思い改めて自分の五感がどんな感じ方をするか思い返してみました。

今回は、五感のうち一部をイメージ図で表現して紹介していきます。HSP気質の方やギフテッドの方で『あっ、自分もそうだ!』と共感していただけましたら幸いです。


【HSP】ギフテッドの過度激動「知覚性OE」?五感を図で紹介

①聴覚

聴覚は、良くも悪くも僕の五感の中で最も敏感です。

アンテナのような役割をしており、何かを感知するのも耳から入ってくることが多くあります。『五感の窓口』といったところでしょうか。

ひそひそ声が苦手

まず不快になる音から。

音質としては「ひそひそ話」の声が嫌いです。これはひそひそ話が持つ「裏に何かネガティブな感情がある」という感情面でも苦手なのですが、純粋な音としても苦手なものになります。では、イメージを見てみましょう。
ひそひそ話の不快感「くすぐられている感じがする」
マジ止めてくれって感じです

この図のように、耳から首、肩までくすぐられているような感覚になり、不快感を覚えます。

音楽を聴いたとき1:全身の感じ方

次に良い反応。音楽を聴いたとき、全身に響く感覚はこちらです。


耳から脳、胸元、腕のひじのあたりまで浸透し、腕にあってはブルブルと震える時があります。ちなみに自分が好みでない曲を聴くと、耳で聞こえているだけの状態です。

音楽を聴いたとき2:ピアノ音、打楽器音の感じ方

さらにピアノの音木琴・鉄琴など、「トン、トン」と響く系統の音にあってはこんな感じです。


こちらの記事でも少しお話ししていますが、脳内を『肩叩き』されているようで、気持ちよくなります。

これ以外にも、『水(川)の流れを聴くと、実際に脳内や顔回りに水が流れる感覚になる』『ストリングス(弦楽器の音など)を聴くと、ストレッチされている感覚になる』などがあるのです。

②視覚

聴覚の次に敏感なのは「視覚」です。

視覚にあっては特別『光が苦手』など、不快になる要素はありません。反対に心地よくなる要素として『色』があります。

僕はカラフルな色合いが好きで、出かけ先でカラフルな色合いを見つけると、すぐに写真を撮りたくなってしまいます。つい最近撮ったのは、100均にあったマスキングテープです。

そのようなカラフルな色を見た時、僕の中ではこうなっています。



目元を中心に、頭の上半分(鼻の高さくらいまで)がゆっくりと揺れる感覚があるのです。もちろん実際には揺れていないわけですが、体にじわ~っと浸透する快感があります。

分かりやすく言うと『めぐりズム 蒸気の温熱シート』の色感覚版でしょうか。


③味覚

味覚は、『甘酸っぱい味が苦手』などありますが、不快で苦しむほどの過敏さではないと感じています。ただおいしいものを食べた時、このような状態になることがあります。

基本的に僕は、深く感じると『腕周りが震える』ようです。微小な揺れなので『響く』の方が適切かもしれません。

④触覚

触覚は今回、図を用意していませんが、何点か過敏ポイントはあります。

○「練り消し」など、ガム状の柔らかい素材を触るのが好きなことがある

○『埃(ほこり)が肌に触れているのでは』と気になることがある

○電車の中など、肩が触れる(または近づく)と事実以上の圧迫感があり不快になる

これらのような感覚を持っています。練り消しは今でもたまに、消しゴムのカスを溜めて練っちゃいますね。

⑤嗅覚

嗅覚はこの五感の中で最も鈍い感覚ではありますが、感じやすい”におい”として

○嫌いなタバコの臭い

○雨が降りそうな、湿った空気の匂い

○好きな甘いものの匂い

これらの匂いを遠いところからでもキャッチ出来たり、早く感じ取ることができます。

五感をフル活用して、表現に活かしていきたい

僕の場合は特に聴覚が敏感です。そのため、ひどい時は雑音まみれで狂いそうになることもありました。

そうしたことでのエネルギー消耗は激しいですが、この五感の“激しさ”を様々な表現に活かすことができれば、強いエネルギーとして伝えられるのではないかと考えています。

アート活動もそうですし、このブログでもそうです。エネルギー全開でこれからも表現していきます。

作品:林谷 隆志『Nijitarian Eating Storm』
林谷 隆志『Nijitarian Eating Storm』

おわりに

いかがでしたでしょうか。

HSP気質の方、ギフテッドの方で共感してもらえたら、幸いです。

また、『自分にはこんな感覚があるよ!』ということがありましたら、ぜひ下記のお問い合わせフォームTwitterアカウントまでDM戴けましたらとても嬉しいです。



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