『読者と話す』ブログの書き方にこだわっている
ブログの書き方で大切にしているこだわりがある
こんにちは。
フリーライターの林谷です。
今日は、僕がここで度々話している『”読者と対話する”記事の書き方』についてポイントをお話ししたいと思います。
尚、僕のライティング経験についてはこちらの記事、ブログで取り組んできたことはこちらの記事でも紹介しています。良かったらそちらも見てもらえると分かりやすいです。
実はもう、ここまでの時点で今日お伝えするポイントの例を使っています。さて、どこだと思いますか?
では、見ていきましょう。
まず前提としてブログを作ること自体は、「書く」ことです。しかしながら、そのまま「書く」と表現することで読者との距離が遠くなってしまうのでは、と考えています。
そのため極力「書く」という言葉は見出しの通り「言う」「伝える」「話す」など、実際に相手に話す際に使う用語に変換しています。
気付いた方、いるかもしれません。冒頭の『ポイントをお話ししたいと思います。』の『お話ししたい』がまさに、それです。ここもそのまま表現すれば『ポイントを書いていきたいと思います』ですよね。でも、ここでイメージできるのって、書いてる僕の動きだけ。そんな気がしませんか?ここを「話す」などに変えるだけで、対面で話しているような感覚に近づけるのでは、そう意識して表現しています。
フリーライターの林谷です。
今日は、僕がここで度々話している『”読者と対話する”記事の書き方』についてポイントをお話ししたいと思います。
尚、僕のライティング経験についてはこちらの記事、ブログで取り組んできたことはこちらの記事でも紹介しています。良かったらそちらも見てもらえると分かりやすいです。
実はもう、ここまでの時点で今日お伝えするポイントの例を使っています。さて、どこだと思いますか?
では、見ていきましょう。
【ブログのコツ】『読者と話す』記事の書き方ポイント
1つ目:「書く」 を 「言う」「伝える」「話す」 に置き換える
1つ目は、
『「書く」 を 「言う」「伝える」「話す」 に置き換える』
ことです。
そのため極力「書く」という言葉は見出しの通り「言う」「伝える」「話す」など、実際に相手に話す際に使う用語に変換しています。
気付いた方、いるかもしれません。冒頭の『ポイントをお話ししたいと思います。』の『お話ししたい』がまさに、それです。ここもそのまま表現すれば『ポイントを書いていきたいと思います』ですよね。でも、ここでイメージできるのって、書いてる僕の動きだけ。そんな気がしませんか?ここを「話す」などに変えるだけで、対面で話しているような感覚に近づけるのでは、そう意識して表現しています。
【具体例】
(使用する例)
◆今日書きたいのは、ライティングについてです。
→今日お伝えしたいのは、ライティングについてです。
(反対に「書く」を使う例)
◆ブログを書き続けていくにつれて、スキルが身についた
など、純粋に「ブログ記事を書くこと」について表現する場合。
→『ブログで話し続けていくにつれて、スキルが身についた』こうすると、内容が見えにくくなってしまう
◆今日書きたいのは、ライティングについてです。
→今日お伝えしたいのは、ライティングについてです。
(反対に「書く」を使う例)
◆ブログを書き続けていくにつれて、スキルが身についた
など、純粋に「ブログ記事を書くこと」について表現する場合。
→『ブログで話し続けていくにつれて、スキルが身についた』こうすると、内容が見えにくくなってしまう
2つ目:「この記事は」 を 「今回は」「今日は」に置き換える
よく、記事の冒頭や締めの文末で、記事の主題や内容などを伝える機会がありますよね。これについては今から例を言います。どちらがより会話に近いか想像してみてください。
【具体例】
◆変換前
この記事では、ライティングについてお話しします。
◇変換後
今日は、ライティングについてお話しします。
どちらのケースがより「対話」に近いと思いましたか?僕は「◇変換後」の表現の方がより対話に近いと思っています。この方が、対面で話す形式や、スピーチで話す雰囲気などに近いものを感じるのです。
ちなみに「この記事」という表現を使うケースは、
◆特定の記事を紹介するとき(『この記事を書いていた時は…』など)
この記事では、ライティングについてお話しします。
◇変換後
今日は、ライティングについてお話しします。
どちらのケースがより「対話」に近いと思いましたか?僕は「◇変換後」の表現の方がより対話に近いと思っています。この方が、対面で話す形式や、スピーチで話す雰囲気などに近いものを感じるのです。
ちなみに「この記事」という表現を使うケースは、
◆特定の記事を紹介するとき(『この記事を書いていた時は…』など)
◆「記事を書く」ことを強調したいとき
これらのケースで使います。
3つ目:呼吸や話すテンポを意識して改行を使う
3つ目は、
『呼吸や話すテンポを意識して改行を使う』
ことです。
人の呼吸や息継ぎのリズムを想像して、改行を入れる工夫をしています。これも、実際に見た方が解りやすいので、例を挙げて説明していきましょう。2パターン同じ文章でお伝えするので、どっちが「頭に入りやすかったか」考えてみてください。
【具体例】
【パターンA】
林谷隆志です。フリーライターをしています。今年40歳の大台になるのですがお肌の美容のために保湿と美容液を塗って気を付けています。今からだと、遅いですかね?
【パターンB】
林谷隆志です。
フリーライターをしています。
今年40歳の大台になるのですが、お肌の美容のために保湿と美容液を塗って気を付けています。
今からだと、遅いですかね?
…こんな感じです。どっちが入ってくる感じがありましたか?人それぞれですが、僕は「パターンB」だと思っています。これが読書感想文なら、マス目にそってきっちり書く方が良いでしょう。
しかし、ブログは違います。おそらく今、ほとんどの方が「スマートフォン」からこの記事を見てくれているのかな、と思います。あとはタブレットとか。なんだか息継ぎなしで話しているようで、疲れちゃいませんか?
スマホやタブレットの動きって、上下の縦運動がスムーズだと思うんです。ですから横に文章が長いと、目が横にも縦にも意識を向ける手間を与えてしまいます。それだけで読みにくいですよね。
今回の例では短い文章だったんでまだいいですが、これが長い文章になると、最悪です。一種の『催眠術レベル』です。
ブログサイトの形式や、パソコン版とスマホ版の両方の兼ね合いもあるので、全てに当てはまることではないかもしれません。そのため『できるだけ』になりますが、「横の目の動き」の負担をなくすためにこまめに改行を使って、読みやすい文章にすると良いでしょう。
この項目では、もう一つ例を挙げます。
僕は改行は実際に話す際のテンポを参考にして、実際の文章よりも若干多めに置くようにしています。例えば上の例文ですと、
今年
40歳の大台になるのですが、
にも工夫をしています。これ、実は
今年、40歳の大台になるのですが
の表現でもいいんですよね。記事の中で、こっちの形式を使うときもあります。
しかしなぜここで「今年」のあとに改行を入れたかというと、「今年」というワードと「40歳」というワードの間に改行を挟むことで両方とも強調される感覚があるんです。
この文でメインで言いたいのは「今年で40歳になる」ことです。それの強調のために、毎回ではないですが時折改行を活用する、こんな使い方も僕は使っています。
ただし、改行が多すぎて反対に『縦長すぎる記事』になってしまうと、それもまた読む気をなくすリスクが高まりますので、実際に記事を見て確認しながら調整していくと良いでしょう。
この記事に辿り着いてくれた経緯って、色々あると思うんです。
林谷隆志です。フリーライターをしています。今年40歳の大台になるのですがお肌の美容のために保湿と美容液を塗って気を付けています。今からだと、遅いですかね?
【パターンB】
林谷隆志です。
フリーライターをしています。
今年40歳の大台になるのですが、お肌の美容のために保湿と美容液を塗って気を付けています。
今からだと、遅いですかね?
…こんな感じです。どっちが入ってくる感じがありましたか?人それぞれですが、僕は「パターンB」だと思っています。これが読書感想文なら、マス目にそってきっちり書く方が良いでしょう。
しかし、ブログは違います。おそらく今、ほとんどの方が「スマートフォン」からこの記事を見てくれているのかな、と思います。あとはタブレットとか。なんだか息継ぎなしで話しているようで、疲れちゃいませんか?
スマホやタブレットの動きって、上下の縦運動がスムーズだと思うんです。ですから横に文章が長いと、目が横にも縦にも意識を向ける手間を与えてしまいます。それだけで読みにくいですよね。
今回の例では短い文章だったんでまだいいですが、これが長い文章になると、最悪です。一種の『催眠術レベル』です。
ブログサイトの形式や、パソコン版とスマホ版の両方の兼ね合いもあるので、全てに当てはまることではないかもしれません。そのため『できるだけ』になりますが、「横の目の動き」の負担をなくすためにこまめに改行を使って、読みやすい文章にすると良いでしょう。
この項目では、もう一つ例を挙げます。
僕は改行は実際に話す際のテンポを参考にして、実際の文章よりも若干多めに置くようにしています。例えば上の例文ですと、
今年
40歳の大台になるのですが、
にも工夫をしています。これ、実は
今年、40歳の大台になるのですが
の表現でもいいんですよね。記事の中で、こっちの形式を使うときもあります。
しかしなぜここで「今年」のあとに改行を入れたかというと、「今年」というワードと「40歳」というワードの間に改行を挟むことで両方とも強調される感覚があるんです。
この文でメインで言いたいのは「今年で40歳になる」ことです。それの強調のために、毎回ではないですが時折改行を活用する、こんな使い方も僕は使っています。
ただし、改行が多すぎて反対に『縦長すぎる記事』になってしまうと、それもまた読む気をなくすリスクが高まりますので、実際に記事を見て確認しながら調整していくと良いでしょう。
4つ目:一貫性が大事。同じサイトで記事同士が議論しないようにする
4つ目は、
『一貫性が大事。同じサイトで記事同士が議論しないようにする』
ことです。
これだけだと、何のことか分からないかもしれません。もっと詳しく解説していきましょう。
この記事に辿り着いてくれた経緯って、色々あると思うんです。
◇Facebookなどの投稿からアクセスした
◇Googleなどの検索エンジンで「ライティング」と検索したら、偶然見つけた
◇「林谷隆志」で検索したら、ブログが表示された
色々あると思います。
こういって記事単品を読んでくれる方の中には、「他の記事も読んでみたいな」って思ってくれるとても有難い方もいると思います。そうして探した別の記事の中で
「ブログは話し言葉で書くべきではない」
こう言っていたら、どう思いますか?
「林谷はどっちを言いたいんだ!」って思いますよね。
僕は、前に勤めてきた企業サイトでは、1年間で700件以上の記事を書いてきました。記事数が少ないうちは分かりやすいですが、これくらい多くなってくると、自分がどんな発言をしたのか覚えにくくなります。
こうした結果生じるリスクとして「ブログ内の喧嘩、討論」があります。とは言え複数の人間で書いているわけではなくて、一人で書く場合にも気を付けなければいけないのです。自分のなかで一貫したテーマを意識していないと、全く逆の主張をしている記事が、同じブログサイトに存在するということにもなりかねません。
もちろんこれは読者との喧嘩でもなく、いわば記事Aと記事Bの喧嘩みたいなものというと分かるかもしれません。こうして記事単体そのものの内容が良くても、ブログ全体として一貫性がない内容になってしまうことで、読者を混乱させてしまうことにも僕は注意しています。
これを防ぐために僕が気を付けているのは、初めから一貫したテーマやメッセージを持って
ブログを書いていくことです。1記事単位で見ていると、どうしても周りの記事との関連性が見えづらくなります。
ですから『発達障害の当事者向け』など、予め記事のテーマは一貫しやすいように明確にしておくことをおすすめします。
おわりに
今日お伝えした4つが記事を書くうえで、これまでのライター経験の上で僕が一番大切にしていることです。もう一度おさらいしておきましょう。
1つ目:「書く」 を 「言う」「伝える」「話す」 に置き換える
2つ目:「この記事は」 を 「今回は」「今日は」に置き換える
3つ目:呼吸や話すテンポを意識して改行を使う
4つ目:一貫性が大事。同じサイトで記事同士が議論しないようにする
この4つ、どれかひとつだけでもいいです。
持ち帰ってもらって自分のものとして吸収してもらえると、
僕はとても嬉しいです。
それではまた。
(ライティングに興味がある方は、こちらの記事もおすすめです)
○【Webライティング】僕は『動画配信』を文章の書き方に活かしてます
1つ目:「書く」 を 「言う」「伝える」「話す」 に置き換える
2つ目:「この記事は」 を 「今回は」「今日は」に置き換える
3つ目:呼吸や話すテンポを意識して改行を使う
4つ目:一貫性が大事。同じサイトで記事同士が議論しないようにする
この4つ、どれかひとつだけでもいいです。
持ち帰ってもらって自分のものとして吸収してもらえると、
僕はとても嬉しいです。
それではまた。
(ライティングに興味がある方は、こちらの記事もおすすめです)
○【Webライティング】僕は『動画配信』を文章の書き方に活かしてます
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