【これってめんどくさい?】HSPが気を病む『中身のない言葉』4つ

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HSPは、些細な言葉遣いや感覚で傷つくことがある

こんにちは。フリーライターの林谷です。
こちらの診断テストの結果では、HSP気質が『非常に強い』と判定されています。自分でも考え事が多く、疲れやすいなどの自覚もあるのです。

こちらの記事で、僕が苦手な人のタイプについて紹介しました。その中で声の『トーン』『音階』『リズム』が不快なタイプが苦手だとお話ししています。

このような他の人が全く気にならないような物事に対して、ひどく考えてしまったり、傷ついてしまったりすることが今でもあるのです。誤解だと知っていても、言葉から受けた印象のダメージが大きくて、立ち直れない時もありました。


HSP気質で、中身のない言葉に気を病むときがある

HSP気質の影響で、その先の心理を想像してしまう

僕はこの声のほかにも、会話によってひどく気に病むことや傷つくことがあります。それは、『中身のない言葉』です。表面的な言葉ともいえるでしょう。

この人の言葉気持ちが入っていないなあ…と感じると、自分に関心がないのかな…なぜそんなことが言えるのかな?とあれこれ考えてしまうことがあります。こちらの記事で上司からの『中身のない言葉』を聞いてライターを辞めた、と紹介しています。今回はその『中身のない言葉』について詳しく説明する形になります。

今日は、そのような中身がない言葉の特徴を4つ紹介します。自身の話し方や受け取り方を見直してみるきっかけになりましたら嬉しいです。


【これってめんどくさい?】HSPが気に病む『中身のない言葉』の特徴

①明らかに自分ができない指示を言ってくる

1つ目は
明らかに自分ができない指示を言ってくる
です。

上司から指示を受けた時、僕は良くこの状態になり落ち込むことがありました。話を聞いていると

◆指示事項の内容を理解したうえで言っていない

◆自身で指示内容の業務を体験したうえで言っていない

◆やるのは自分ではないから、自分ができなくても関係はない

このあたりが強く感じられるんです。前のライター勤務の時によくありました。実際に自分がやっていれば思いつかないだろう数字(件数)を要求してきたり(こちらはまた基準を出せるほど作業をしていない)、前日に言ってきたことと矛盾が多かったり…こういった言葉は話していても文字のやり取りでも『中身のなさ』を感じることが多くあるのです。

この時も『自分は実際にやる人間ではないから、そこまで知っている必要はない』という僕への無関心さを感じてしまいました。

その表面的な感覚によって、どういった心理なのかを考えてしまい、グツグツとダメージを負っていくということがありました。

②言葉に自分の意志、感情を込めない

2つ目は
言葉に自分の意志、感情をこめない
ことです。

実際には違うかもしれませんが、全て『他人からの受け売り』のように感じてしまうのです。機械的に『○○してください』『◆◆をやってもらいたいです』だけでは、その指示事項にどれだけの熱量や思い、どんな意志を持ってお願いしているのかが見えてこないことがあったのです。…というよりはそれが『ない』ということを感じてしまいました。

温度を感じる言葉を聞く機会がないことで、少しずつ自信に負荷がかかっていたことを覚えています。

③人間に関心がない様子が感じられる

3つ目は
人間に関心がない様子が感じられる
ことです。

この人普段から『普段浅い付き合いしかしてないな…』『実際には誰とも関わりたくないのかな…』ということが直感的に感じられることがあります。

本人は本気で気持ちを込めて言っているのかもしれませんが、その度合いが弱いのです。強い感情を感じないというか。これはその時が文字のやり取りだった…ということを除いて考えても、そう感じられるところがあったのです。

具体的にどんなところから感じられるかというと、

◆会話の中で、相手に関心を持つような話をしない

◆言葉の中でいっさい心情や感情を表す表現をしない(儀式的)

◆こちらからの感情的な言葉をスルーしてくる

◆会話が受け身で『後出しジャンケン』が多く、結果自分の意志を発信しない(受け答えだけなので、『こう思う』と投げかけることがない)

このような点から『言葉の弱さ』を感じ、その中からも僕は心情や意図を汲み取ろうとして見つからない。

疲れました。

④その場しのぎで言っている

4つ目は
その場しのぎで言っている
ことです。

言葉の前後関係が矛盾していたり、『それどうやってもできないでしょ?』というようないい加減な目標を出してきたり、こういうことも『その場しのぎで言っている』感覚を受けてしまいます。

とりあえず言っておかないと忘れちゃうから言っておこう』など、自分の都合だけで言っているなという心情が見えてしまうのです。

僕はこの職場で『件数など明確な目標を出してほしい』とお願いしていました。ただこれは自分ができそうな、少し頑張ればできそうな数字であるから『明確』なのであって、どこから出てきたかわからないような『何を根拠にそれを言っているんだ?』と感じるような言葉では、明確にはならないのです。

そのように『目標』についてこちらから要望を伝えると、その場ではOKと言うのですが、次の日にはまた同じ要求をしてくる…結局、返事も『その場しのぎ』なのです。

こういった表面的、かつ中身のない言葉が凶器のように自分に刺さり、少しずつ精神が疲弊していきました。これによって、職場を辞めることを決意したのです。

言葉に責任を持つために注意していること

さて、このような言葉を自分から発しないように、「中身ある言葉」となるように、普段から僕が気を付けていることが5つあります。

【「中身ある言葉」を心がけるために取組んでいること】


①自分の体験に基づいて、感情を込めながら話す

②体験していないことであれば、自分が当事者であることを想像して話す

③話す前に覚悟を決めて話す(その後の反響、影響などを意識する)

④相手に敬意を持つ

⑤相手視点ではなく、自分視点で話す(そうやったらダメだろ、ではなくこうされたら僕は悲しい、にするなど)

この5つを意識して、言葉を発するようにしているのです。もちろんこのブログでも、注意して制作しています。

おわりに

こうした言葉の感覚や些細な状態を捉えてしまっては、傷ついて悩みこんで精神的に苦しくなるようなことは、小さいころからありました。人からすれば『考えすぎ』『気にし過ぎ』かもしれません。タイトルの通り僕が『めんどくさい』だけなのかもしれません。

しかしながら、今回お伝えした言葉を受け『自分のためににエネルギーを使ってくれていないな』と感じてしまうことや『僕に対してどうでもよいと思っている』と感じてしまったことは事実です。

HSPの当事者の方心当たりはありますでしょうか?よかったらTwitterアカウントに『自分はこう思うよ!』とDMを送っていただけますと嬉しいです。


【セットで読むと良いかも】



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