繊細な気質「HSP」にも様々な種類がある
最近になって、HSPにも様々な種類があることを知りました。
僕がHSPを知ったのは今(2020年)から4年ほど前ですが、このブログを開設し様々な方と関わっていく中で初めて知ったHSPの種類があります。
HSPには、
実際にそのテストの項目と自身を比べてみて、「これは違う(自分には当てはまらない)なあ」と思うことが多かったので、HSSではないのかなと感じています。
しかし、そこまで「内向的でもないな」と感じる点も多く感じています。
こうした自己分析の結果、僕は「HSE型のHSP」なのでは、と感じるようになりました(ただ、HSSの診断テスト内容に極端な項目が多いだけで、実際にHSS気質の方に共感できる部分は多かったりします)。
関連記事:【ライブ動画出演】2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展
その中で「HSS、スゴいな」と感じることがあります。
僕自身も「発想力」には自信を持っています。アート作品やこのような記事を書くためのアイディアには、比較的困らない方ではあります(僕のアート活動についてはこちらをご覧ください)。
そもそも、僕がギフテッドについて考えるきっかけをくれたのも、HSS型HSP気質の方からでした。
僕の場合刺激を避けてしまうがゆえ、他者への提案は「求められた時にお伝えする」くらいなのですが、刺激を求めるからこそ、発想を他者に向け干渉することもしやすいのでは、と考えています。
関連記事:HSPの僕、実は大人のギフテッド!?生きづらさと特徴を確認した
よく「考えを書き出して整理すると良い」と聞きます。こういったこともあって僕、思いを書き出すの苦手なんです。プロセスの段階でどこか外に出すことを遠慮してしまうんですね。何か形にしてからでも外に出すのは遅くないだろう、と思ってしまうんです。
その結果僕が感じるのは
があります。
なので、「紙に書いて整理する」ことも得意な方が多いのではと感じました(整理が追いつかないほどの大量の思考が動いていたら、大変な面もあると思いますが)。
これも1つ目の「提案力」とリンクしてくることですが、僕の決断って「僕の範囲内」であればすごく早いんですけど、そこに他人が関わるとなかなか判断ができません。
ではHSS型気質の方は、誰でも簡単にリーダーになれる…とまでは思いません。その中でも人それぞれ適性に違いは出てくると思います。
ただ、良い意味で「他者を巻き込むこと」へのリスクに関して、踏み込める力はあるのかなと感じました。
それが要素なのかどうかは分かりませんが、HSS型気質のフォロワーさんで起業されている方が多くいます。
アクセル・ブレーキ同時踏み。HSS型気質の方をこう表現するのを見たことがあります。
これはあくまで僕の感想なので、実際のところは当事者の方に色々聞いてみたいところです。
HSSに関しては、もっと実際に当事者の方から聞いてみたいことが多くあります。
○5人に1人の割合でいると考えられる「(内向型の)HSP」
○繊細な感覚を持ちながらも刺激を求める気質も併せ持つ「HSS型HSP」(HSPの中の1~2割程度)
○刺激を求めることはないが、繊細かつ外交的な気質を持つ「HSE型HSP」(HSPの中の3割程度)
※明確な区分けはされておらず、混在している可能性もあり
○繊細な感覚を持ちながらも刺激を求める気質も併せ持つ「HSS型HSP」(HSPの中の1~2割程度)
○刺激を求めることはないが、繊細かつ外交的な気質を持つ「HSE型HSP」(HSPの中の3割程度)
※明確な区分けはされておらず、混在している可能性もあり
などなど、様々な種類の「繊細さん」がいることを知りました。
僕自身もHSP気質がありますが、実際にこちらの診断テストを受けてみたところ、1つしか該当していませんでした(詳しくは記事『刺激追求型HSP『HSS』とは何だろう?診断テストを受けてみた』をご覧ください)。
実際にそのテストの項目と自身を比べてみて、「これは違う(自分には当てはまらない)なあ」と思うことが多かったので、HSSではないのかなと感じています。
参考:Introversion, Extroversion and the Highly Sensitive Person(内向型、外向型そしてHSP)
参考:HSSってなに? HSPの人の30%が持つ好奇心旺盛な気質とは! | 一般社団法人 日本産業カウンセラー協会ブログ 「働く人の心ラボ」
僕自身は意識が外に向いている、「HSE」かなと認識している
ただ、僕自身を分析してみると、確かに繊細な気質はあります(試しに今日HSP診断テストを受けたら、「129点(非常に強い)」でした。毎回同じ問題なのですが、その時の状態によって変化するので、随時チェックしています)。しかし、そこまで「内向的でもないな」と感じる点も多く感じています。
過去に数回絵画の個展を開いていますし、飛び入りで出版社に原稿を持っていき、著書も出しました(現在は廃刊)。
こうした自己分析の結果、僕は「HSE型のHSP」なのでは、と感じるようになりました(ただ、HSSの診断テスト内容に極端な項目が多いだけで、実際にHSS気質の方に共感できる部分は多かったりします)。
関連記事:【ライブ動画出演】2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展
参考:障害者、ニート、心理学者と探究する、「社会的少数」の面白さ。 | シンポジウム | 2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展
HSE型HSPの僕が、「HSS型HSP」に感じる“スゴさ”がある
このブログは、投稿した際やその他随時様々なSNSでシェアをさせていただいています。その中でHSS型HSP気質(以下、HSS型気質)の方とコミュニケーションを取ることや、様々な考えを知ることなど、関わる機会が増えました。
その中で「HSS、スゴいな」と感じることがあります。
今日はその「HSS型HSP(HSS/HSP)のスゴさ」を感じた“3つ”のスキルについてお話ししたいと思います。
HSE型HSPの僕が思う、「HSS型HSP」の持つスゴいスキル3つ
①発想力に加えた「提案力」
1つ目は「発想力に加えた『提案力』」のスキルです。僕自身も「発想力」には自信を持っています。アート作品やこのような記事を書くためのアイディアには、比較的困らない方ではあります(僕のアート活動についてはこちらをご覧ください)。
![]() |
林谷隆志 『Color pops out of the screen』 |
ただ、あくまでその発想力は「自分の責任の範囲内に限る」ことなのです。
いわば「アイディアの自給自足」であって、他者に提案できる力とはちょっと違う種類かなと思っています(なので、アートショップで言えば良い作品ができても、どう売り込んだらよいか迷います…)。
HSE型気質の方と関わっていく中で、この発想に加えてさらに『他者に提案するエネルギー』がスゴいなと思うことがあります。
「これはどうですか?」
「こんなことしてみたい!」
「こんな計画面白そう!」
などなど。
なんていうんだろう…イメージ的には「温泉のジャグジー」みたいにブクブク出てくる感覚を受けます。
時には「アイディアのガトリングガン」のように感じることもありました(念のため、ガトリングガンの説明はこちら)。
発想の沸き方に勢いがあるんですよね。僕の様に「ポツン!」「ピカン!」みたいな単発な沸き方とは違う種類に感じます。
僕自身も、HSS型気質の方からアイディアをいただくことがあります。嬉しい意味で、処理が追いつかないくらいいただけることがありました(HSS型気質の方からいただいた発想を、僕のアートのオンラインショップに活用したケースもあります)。
そもそも、僕がギフテッドについて考えるきっかけをくれたのも、HSS型HSP気質の方からでした。
僕の場合刺激を避けてしまうがゆえ、他者への提案は「求められた時にお伝えする」くらいなのですが、刺激を求めるからこそ、発想を他者に向け干渉することもしやすいのでは、と考えています。
関連記事:HSPの僕、実は大人のギフテッド!?生きづらさと特徴を確認した
②常に思いを外に出しながら(表現しながら)思考を整理する
2つ目は「常に思いを外に出しながら思考を整理する」スキルです。言いかえれば、行動しながら計画を立てるような感覚かも知れません。例えば僕の場合だと、悩んでいたり計画をしていたりする「思考」って、全部「頭の中」で行われることが多いです(本当は外に出した方が楽なこともあるけれど…)。
よく「考えを書き出して整理すると良い」と聞きます。こういったこともあって僕、思いを書き出すの苦手なんです。プロセスの段階でどこか外に出すことを遠慮してしまうんですね。何か形にしてからでも外に出すのは遅くないだろう、と思ってしまうんです。
その結果悩んだ末に辿り着いた、こういったブログや作品、その他判断など「結果」にしてから出すことが多いんです。
その結果僕が感じるのは
○悩む時間、不安でいる時間が長く、心配事が多いこと。
○見切り発車ができないことで、出遅れてしまうことがあること
があります。
これに対して、HSS型気質の方の言動や投稿を見てみると「外に出しながら整理する」傾向を感じました。もちろんこれは、ただ無作為に放っているものとは異なります。
この方法には都度Twitterに投稿していたり、中には「それ自体がアートになるんじゃないのか」と思うくらいのマインドマップを描いていたりもする光景も見たことがあります。
なので、「紙に書いて整理する」ことも得意な方が多いのではと感じました(整理が追いつかないほどの大量の思考が動いていたら、大変な面もあると思いますが)。
正直自分には、ここまでのスピード感は出せないと思っています。HSS気質によって辛い部分ももちろんあると思いますが、気質をうまく“乗りこなせれば”ものすごく効率的に行動できるんだろうなと感じています。
③他者を巻き込む「決断」ができる
3つ目は「他者を巻き込む『決断』ができる」スキルです。これも1つ目の「提案力」とリンクしてくることですが、僕の決断って「僕の範囲内」であればすごく早いんですけど、そこに他人が関わるとなかなか判断ができません。
そのためリーダーや人に指示・お願いをするポジションに立った時にうまく行うことができず、うつ病になりました。
ではHSS型気質の方は、誰でも簡単にリーダーになれる…とまでは思いません。その中でも人それぞれ適性に違いは出てくると思います。
ただ、良い意味で「他者を巻き込むこと」へのリスクに関して、踏み込める力はあるのかなと感じました。
それが要素なのかどうかは分かりませんが、HSS型気質のフォロワーさんで起業されている方が多くいます。
エネルギー切れを感じ、心配してしまうことがある
ここまでHSSのスゴいところについてお話ししてきました。ただし1点だけ、「大丈夫かな…心配だな…」と思う点があります。
それは一定期間、「『エネルギー切れ』と思われる時期を感じること」です。
突然ネガティブな気持ちの言動があったり、ものすごく混乱していたり、ひどく落ち込んでいる様子をSNSの投稿などの中で見かけることがあります。
アクセル・ブレーキ同時踏み。HSS型気質の方をこう表現するのを見たことがあります。
僕の場合、辛くなったら一人の時間・空間を設けて『充電』するようにしていますが、HSS型気質の方は「癒されたいけど、刺激を求めたいがゆえに一人になるのも耐えられない」なんてこともあるのかな…と感じています。
また、僕の場合「周囲の刺激から受けるストレス」が多いですが、加えてHSS型気質の方の場合「動くことで生じる刺激のストレス」もあるかも知れません。
これはあくまで僕の感想なので、実際のところは当事者の方に色々聞いてみたいところです。
おわりに
いかがでしたか。HSSに関しては、もっと実際に当事者の方から聞いてみたいことが多くあります。
実際にHSS型気質の方から多くの「良い刺激」をもらえることが多いので、お互い成長できるような関わり方ができれば嬉しいなと思っています。
【セットで読むと良いかも】
○HSPとエンパス、3つの違い。スピリチュアルな世界の有無がカギ?
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